魚が釣れるか?と言われると最初からあきらめてるんだけど。
負け癖がついたのか・・・
近頃魚が釣れたという記憶がなくなってるな。
一谷一尾な~んて言い出してからサッパリな釣果である。
とりあえず若者を誘い、かつ古強者を誘って
台風が来るってのに出掛けたものでした。
場所は愛媛県は面河川の支流
黒川って言いますね。
誘ったけど具合が悪くて不参加となったテダレ釣り師の情報を
国土地理院の1/25000地図で確認しておきました。
ところが・・・
出撃時刻が遅くてポイントへ行ってみれば先行者が車を止めてます。
こういう場合は遅くなった者がスゴスゴと引き返すのが渓流釣りの掟です。
もぉ一箇所のポイントへ変更です。
鎖が掛かってる林道ですが人間様が入るには問題ないでしょう。
しか~し。
大したものは釣れません。
若者が20cm前後のを数尾、オイラも1尾。
場所を変えます。
雰囲気の良い流れです。
若者が探りを入れますが釣れないようです。
その後彼はここを対岸に渡ろうとして・・・
下流へ流されてしまったとのことです。
そのときオイラはここから更に上流へ行ってました。
油断大敵ですね。
もぉ~こうなっては夜の部に期待するしかないぢゃないですか?
若者も大いに夜の部に期待してるとか言ってましたっけ。
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古強者の釣り師は流石に気が利くんですねぇ。
妙な谷へ入り込んで岩魚をた~くさん釣ってきました。
早速、宿でイワナとアマゴのムニエルです。
とりあえずはビアでくわんぷあ~い!
あ、これは骨酒ぢゃなくてブルー・チーズ。
骨酒にとっても合いますね。
一応、ビアー>骨酒ー>ワインー>焼酎その1->焼酎その2・・・と
言う順番になりました。
魚の形をした陶器にイワナを焼いたの放り込んで
沸騰寸前の日本酒を注ぎます。
いやぁ~ンま~い。
イワナの骨酒・・・フグのひれ酒といい勝負の美味しさです。
もぉ~釣れなかったことへの反省・反省また反省で
めちゃんこ飲んでしまいました。
痛風への反省なんかすっかり忘れております。
最後はオイラ一人で沈没。
古強者と若者に布団まで運んで貰ったらしいんですね。
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二日目はもぉ~二日酔いで全く力が出ませんが
折角ここまで来て竿を出さないわけにはという貧乏根性。
酔っ払いのお爺に釣れるほど渓流魚はバカではありません。
で
仕方が無いから
川の写真なんか撮って遊んでおりました。
水中と水面上を欲張って写してみました。
ぼんやりと水中の岩らしきものも。
これは水中ですね。水面に波がきらめいております。
完璧に水の中ですが
ここで大きな魚でも写ってたらショックでひっくり返ります。
どの写真も二日酔い気味です。
夜はBBQでしたがな~んだか元気なくてね。
ちゃっちゃと晩飯食べて9時には寝てしまいました。
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三日目です。
古強者釣り師のご案内で珍しいところ行こうぢゃないかと。
宿は二泊三日と言うことで朝御飯食べてすぐに出立です。
行き先はこれまたディープな渓流でした。
久しぶりの大快晴です。
まぁ珍しい滑(なめ)川です。
川一面のたいらな岩の上を撒いたような清流が流れておりました。
こんなところにイワナやアマゴがいるんかなぁ。
心細い気分でしたが・・・
オイラは毛鉤をぽんぽん振り込んで先行しますが
同行者2人はシブとく落ち込みを狙ってるようです。
とてもオイラの腕ではこんなまっ平な岩盤の上では釣れません。
しかし・・・
やがて遡上するうちに普段見慣れた渓相になってきました。
これならなんとかなるんでは?と気分も高揚してきます。
ところが
ここからちょっと渓を詰めたら・・・
妙なとっつあんが岩に張り付いてるぢゃないのぉ~。
もう勘弁してくれぇ~。
判りますか?中央やや右にリュックを背負ったオヤジが!
滝の下の落ち込みを狙って動かないんだなぁ。
もぉ~これで戦意喪失です。
しかし美しい渓をご案内頂いて本当に有難うございました。
これで、もぉ思い残すことは御座いません。
しかも三日連続で渓歩きをしますと足腰が慣れてきて
岩の上を軽く飛んで遡上できるようになりました。
やはり、しょっちゅう川歩きをしないといけませんね。
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川歩きと大酒飲みの旅はこれにてお終いです。
長い駄文にお付き合い頂き、恐縮です。
どうもお世話になりました。
また今度は紅葉の写真でも撮りに行きたいですね。
どうもありがとうございました!
ここを渡ろうなんて、甘く見たな!
紅葉と人のたたずまいみたいなの撮りたいね。
穴場があるので、機会があれば御案内します。
今月の連休に、体調が良ければ、納竿釣行に行く予定です。
また、ご案内下さいね。
体調はどんな具合ですか?
紅葉の時期は意外と早いようですよ。
去年10月末なら大丈夫だろうとブナを撮りに出かけましたが既に紅葉の盛りは過ぎていて失敗しました。
女将さんから逐次情報を貰った方が良さそうです。
PS
特命任務は必要なかったようですね。
猪獲るほど危険はないし。生き物のの明確な反応が嬉しいんでしょうか?
魚にしてみれば、それこそ命がけで餌を食いに来てるっちゅうのにね。
人間にとって魚釣りが遊びであってはいけないような気もしますね。
魚も人も命は一つですから。もぉ~年取った訳だから、ぼちぼち遊びで魚釣りをするのは止めようかな。
特命任務ってなんでしたっけ?酔っ払っててわかんないのかな?