
凄い碁でした。
一日目の終盤からきわどいコウ争いが始まり
上辺と下辺の振り代わり。
切った張ったの殴り合いが一段落したと思ったら
左下隅の生きを放棄して黒は外勢を狙う。
しからばと白は左下隅にキリ
再び大コウが始まった。
左辺で巧みにコウ材を作った白は左下隅のコウを解消して取り切る。
逆に黒は何時間か前に死んでいた下辺を生きることが出来た。
問題は中央の黒地がどれだけまとまるか?である。
終盤になって黒205手に対して
白の紳ちゃん長考に入り白206手の飛びツケで応じ
結果として中央右の黒石8子を取り込み決着が付いた様だ。
解説のプロ棋士の言うこともさっぱり当たらないし
わぁ~わぁ~言うアマチュアの外野席の騒音も
丸で埒外な深い読みのせめぎあいでありました。
第一局に続いて名局といえるかもしれません。
ますます、今期の本因坊戦挑戦手合いが楽しみになりました。
すぐに消えてしまうと思いますので毎日新聞の当該ページを
リンクしておきます。
興味のある方はご覧願います。
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