ドラマ「救命病棟24時」第2話『救えない患者はどこへ』の感想です。
一部ネタばれがありますので、これからご覧になるご予定の方はご注意下さいませ。
ドロドロした社会派の暗いドラマかと思っておりましたら……さわやかでハートフルなドラマでした。
まずは小島先生の医療過誤による民事訴訟問題。
アメリカから海南医大高度救命救急センターに赴任した医局長の澤井悦司(ユースケ・サンタマリア)が原告の畑田にERの現状を説明する事で訴訟を取り下げて貰える事になりました。
セリフなどはうろ覚えですが、「畑田さんの亡くなったお孫さんは現在の救命医療の犠牲者だ。小島医師もまた犠牲者だ。畑田さん訴えるべきは小島医師ではない。厚生労働省だ!」という内容だったと思います。
澤井の口を借りて厚生労働者の責任を追及させるとは、フジテレビ、思い切りましたね!
進藤一生(江口洋介)医師に研修医扱いされ怒ってERから去っていた眼科医の丹原も、進藤のアフリカ時代のミスの話に感銘を受けERに戻ってきました。
進藤と澤井の確執はまだあるとして、いい感じのチームになってきました。
「全ての患者を受け入れたい」という進藤の想いも、「救命医療が医師の犠牲の上に成り立っていてはいけない」という澤井の理論も理解できるだけに、今後どのように折り合いをつけていくのか興味があります。
これからの救命救急医療のモデルケースを示せたら素晴らしいドラマになる事でしょう。
ところで、2話を見終わった後、家族に「ドロドロしたドラマかと思ったらさわやかなお話だったよー」と言ったら、「ドロドロって、『ER』みたいな?」と言われました。
「ER」だってハートフルなドラマですよ。たまに人間関係がドロドロしますけど!
8月21日の方
☆拍手ありがとうございます! 元気の源です♪
*画像はNewジェニーです。
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