エッセイ

雑記

下着泥棒

2021-03-07 14:53:14 | 日記
当国が誇るパワースポットのひとつである「豊川稲荷」。
そこから帰宅後、毎度の調子であばら家で昼間からウィスキーのストレートを牛飲していると、突然部屋のチャイムが鳴った。
毎度のNHKか、それとも税務署か、はたまたネットで売られたケンカを買ったことでの報復のカチコミか、それとも、同じカチコミでも過去に在籍していた非合法団体の「競合他社」のカチコミかと危惧しながらドアを開けた。
ソレ以上のヤバい奴らの来訪だった。
「桜田門」の奴らだ。
過去に身に付いた職業病ともいうべき瞬発力で、一気に犯した「犯罪」の履歴が脳裏に時間を遡り浮かんだ。
…とりあえずパクられるようなことはしていない。
何事か尋ねると、「怪しい奴見なかったか」
と来た。
(ここらで怪しい奴って、オレしかいない)と思いながら、「見てん」と返答した。
詳しく話を聞いてみると、「下着泥棒」が出た、とのことだった。
…アホくさい。
…で、なんでオレのところに来たのか訊いてみると、要は、近所で聞き込みをした結果、(アイツが怪しい)となり、オレのところに来た様だ。

バカ野郎…。
確かに貧乏しているが、他人の下着をパクるほど貧乏していない。
ましてやオンナの下着など…。
と返すと、警察の連中がみんな唖然としていた。
(いや。そういうことじゃなくて…)
という感じだった。

オレなら、下着をパクったり、スカートの中を写真で撮ったりしている暇あったらレイプしている。
…って、また炎上するだろうが。


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