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ゲーム大好き店長のオタブログ

「ひぐらしのなく頃に絆第二巻・想」感想

2024-06-26 15:55:22 | ゲーム感想【ハ行】


Alchemist/2008年

DS版「ひぐらし」二巻の感想です!
こちらは一つ一つのストーリーが独立しているので一巻と比べるととても遊びやすくなりました!もはやDSの特性を生かし切れていませんが、ノベルゲーはそれで良いんですよ…。


二巻は「暇潰し編」「目明し編」「異本・昼壊し編」「影紡し編」の四編が収録されています。いよいよ圭一以外のキャラクター視点での雛見沢を見られます。圭一の出番が減ってしまったのは残念ですが、二巻で「ひぐらし」の世界をグッと深く知ることができました。
特に目明し編は面白かったです。これは一巻「綿流し編」の解答編だそうです。




初産を間近に控えた妻を残し、長期出張に出ることになった赤坂刑事。彼に与えられた任務…それは建設大臣の孫誘拐事件の捜査でした。事件は大臣の意向で表沙汰にはなっていません。
孫を誘拐した可能性が高い組織がいくつかピックアップされ、刑事が各地に散って捜査することになりました。その中で赤坂刑事の担当は雛見沢村のダム建設反対組織。雛見沢に降り立った赤坂刑事は、のどかな村の様子を見て「まさかこんな村が…」と甘く見ていました。村では古手梨花という神秘的な少女と知り合い、観光がてら梨花と行動をともにすることに。
と、穏やかな雰囲気の梨花の様子が突然豹変します。そして赤坂刑事に不穏なことを告げました。「赤坂、東京に帰れ。さもないと…」


しかし実際にダム建設の反対運動を目にすると、あまりの異様さとギャップに赤坂刑事は面食らいます。
そして捜査を進めるうちに村ぐるみの犯行が濃厚になってきて…。




…というのが最初にクリアしなくてはならない「暇潰し編」のあらすじですね。
この時点で梨花ちゃん何歳だよぉ!?


とにかく各章に入るために手間をかけなくてよくなったのが嬉しいですよね。
かと言ってゲーム性が完全になくなったわけでは無く、シナリオが分岐したりある動作でアフターストーリーが見られるようになったりしています。


一巻ではパートボイス少な目でしたが、今作はボイス増えてます。ベテラン声優さんばかりなのでありがたいです。特に目明し編はボイスがあったからこそ終盤のアレに迫力が出たと思いますね。


さて、肝心のストーリーについてですが「暇潰し編」はなー。盛り上がるまでに時間がかかりました。
一巻は三つのストーリー全て読むのが止まらなくなる面白さだったので、これは悪い意味で意外でした。で、所詮過去の回想だからそこまで衝撃的な展開はないだろう…と私がたかをくくってしまったのも悪かったですね。でも大石さん大活躍だったし暇潰し編が後々重要な伏線になる?らしいので必須なんですよね。赤坂刑事って三巻以降でも出て来るんかな?


目明し編・影紡し編はどちらも面白かったですよ!特に目明し編はね…ほんっとに怖かったです。よくこれをニンテンドーDSに移植したよな。綿流し編のあれやこれや細かいところを思い出して「あああああ!!」ってなるのが楽しかったですwww
プレイしてるとなぜか感情移入してしまう詩音…。


影紡し編は文句なく面白い…と言いたいところですけど!けどぉ!!
今回の再プレイで初めてアフターストーリーを見て、う~~~~~ん??となりました。ネタバレになるから詳しくは書きません。そんな簡単なモンじゃない気がするんよなぁ…いや紆余曲折あったうえでのアフターストーリなんだろうけど…皆納得いってるの?私の頭が固いんだろうか…。


そして異本・昼壊し編は完全なるギャグパートです。私はこれ大好きですね!!ギャグなのに投げっぱなしではなく、教訓まで組み込まれているのもお見事。ライターさんの腕が相当高いのがよく分かりました。大川透のしゅっしゅっぽっぽでバカ笑ったwww




影紡し編で人が死に過ぎて早くオヤシロ様の祟りを止めたくなってきました。三巻以降もすぐプレイしようと思います。
やっぱり大石さんはカッコイイですね!一巻の時点でもしかして大石さんが黒幕なんじゃないの?とか考えていたのですが、暇潰し編と影紡し編をプレイしてそのセンは無くなったので安心しました。黒幕じゃないよね??

評価:80点

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