「for elise～エリーゼのために～」感想

 

CRAFTWORK/1996年

伝説の【現実】エロゲー「for elise」をクリアしました
CG鑑賞モードが無いのでフルコンかどうかは分からない。

公式のあらすじがたいへん良いので引用します。

>>無能な男がいた。
趣味も生き甲斐もなく、無口で暗い、ただ生きてるだけの男がいた。
そんな男も会社勤めを始め、社会に出るようになり、女友達ができるようになった。
いつも男につらくあたるOL、自分の暗い過去を知る中学の同級生。
彼女たちに振り回され、男が最期に辿りつく運命とは。
自虐的快感を求める心にだけ、彼女は微笑む……。

※このゲームには正義・正論・愛・恋・友情……は入っていません。
狂気・妄想・鬱・変・劣情……そんなソフトです。
ご了承の上お買い上げくださるようお願い致します。

 

 

2ルートしか無いのツラいｗｗｗｗ
他の鬱ゲーみたいに救済されるルートは無い…無いのか…！？
過去スレの感想読んでたら「置いとくのが嫌でプレイ後即売った」っていう人がいてワロタ(真顔)
ひたすら嫌な気持ちになって終わりなんよこのゲーム
余韻も何も無いんだよな
どこまでも現実
エロシーンは全然エロくないし…
発売当時のエロゲーマーってこのゲーム使えたのかな…

言いたいことはたくさんあるけど私はかなり好きな部類に入ります。ストーリーは派手じゃないのに良かった
何書いてもネタバレになりそうだから詳しくは書かないけど。
一日が終わる毎に生首見せられる演出面白い
絵も綺麗だし。ヒロインが全員黒髪なのは逆に新鮮だな…
昔のエロゲーやると不思議と懐かしい気持ちになりますね
お気に入りのキャラはいずみ。主人公も好き。
いずみと主人公は別ゲーなら上手くいったんじゃないだろうか。

一周が3時間くらいで終わるし今はDL版が2200円で買えるので、サクッと鬱ゲーを楽しみたい人にはオススメやね
私はこのゲームを寝る前にプレイしていたので、毎晩気味の悪い夢ばっかり見てました。笑

選択がダルいのとラストが投げっぱなしという短所がありますが、それを考慮しても雰囲気とストーリーが良いです。
この時代だからこそあり得たダーク系エロゲって感じ。やっぱエロゲってサブカル文化なんだなぁ…

評価：75点