がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

水棺で大丈夫なの?

2011年04月28日 | 原発
1号機を水棺処理することで対策が決まったらしい・・・・・

これで、何年もたせるつもりなんだろう~!!

応急処置とはしていない・・・・・・

私には、その場しのぎとしか思えない!!!


ただ、私が以前から想定していた、原子炉再循環系の配管の破断が起きていると

すれば、現在は方法が無いのかもしれない・・・・・

説明では、原子炉逃がし弁から、圧力抑制室へ流れた水が溢れて、格納容器の

ドライウェルへ流れ込んだとしている。

しかし、逃がし弁の配置されている配管の位置は、原子炉圧力容器の上部に

接続されているので、そこまでの水位が保たれているのならば、燃料は完全に

水没して、冷温停止状態になっているはずなのだが・・・・・・・冷温停止宣言はされていない!!


原子炉再循環系は、原子炉にぶら下がるように設置されており、そのポンプ用の

モーターは、1号機でも20トン近くの重量がある。。これが、2系統ぶらさがっている。。

この配管は、原子炉圧力容器下部に接続されていて、原子炉の水を循環させることで

効率を上げるために必要な系統である。。

この配管が破断したとしたら・・・・・・発表された格納容器の水位6m=再循環系配管の

接続位置になるような気がする(図面が無いので、現場の感覚ですが・・・・・)


本題の水棺だが、海水を注入しており、各部に錆びが発生することは、容易に想定できる上に

一度、8気圧にまで圧力が上昇した格納容器のハッチ類に今度は、水圧がかかって

何年もたせるつもりなのだろうか??

一度膨らませた風船は、2回目以降は簡単に膨らませることができるのと一緒!!


専門家が揃っているはずなのに・・・・・・・

国民を安心させるための応急処置としか思えない!!

こういう情報公開はやめて欲しいものだ!!




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