がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

新安全基準は、再稼動前提で纏められようとしている・・・事故原因不明のまま

2013年03月18日 | 原発
政権交代が行われ、原発を協力に推進してきた自民党が政権を奪還した。

安部首相は、「原発の安全性を確認できたものから再稼動を!」と声高らかに国会で明言している。

「原発の安全性」とは何だろう・・・

基本的に事故を起こした1~3号機は、燃料が水から顔を出した時間が違うために、それぞれ違う

現象が起きている。(残念ながら、メルトダウンという事象は同じなのだが・・・)

さて、新安全基準を現段階で考えるとして、福島の原発事故の反省が生かされるのか?

それは有り得ない! 個々に津波対策、電源の確保、テロ対策等は誰もが考え付くことなのだが、

その付帯設備に対する安全対策が表面化している・・・いや、意図的にそちらに目を向けさせられて

いると言っても過言ではないだろう。


本来の原発を構成するシステム自体を根本的に見直さなければいけない! と言うことを誰も

公言していないのだ。

各系統毎に、福島原発事故を想定したシステム構成を見直していくと、現段階の技術では

事故対策が出来ないことが、直ぐに分かる事なのだが、それを熟知しているはずの

原発メーカは、口をつぐんだままだ。


先日、維新の会の西田という議員が、耳を疑うような発言をしていたが・・・これは余りにも

不勉強すぎるが、原発廃絶を訴える議員達は、少しでも勉強すれば判る事なのだが・・・

余り期待できないことが判りながらも、少々期待してしまう。

例えば「原子炉建屋とタービン建屋の耐震クラスの差を何処でどのように吸収するのか?」

たったこれだけでいいのだが・・・


いずれにせよ、現状は原発事故の原因不明のまま、再稼動させるための新安全基準を作成する

ことは確かだ。


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