がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

ガレキ処理 自治体の取り組みでコストに10倍もの差・・・地域差ではなく予算枠

2012年09月13日 | 原発
先日放送されたNHKスペシャル「復興予算19兆円」の中で、ガレキ撤去費用の検証がなされていた。

一番高かったのが、大槌町の97000円/㌧で一番安かったのが東松島市の9600円/㌧と10倍の開きがあった。

その理由というのが、呆れた内容だ。

1.震災直後に大量のがれきを一刻も早く撤去しようと、解体現場などから十分に分別しないままがれきを

  集めたことで、仮置き場での分別が必要になり人手がかかるうえ、新たに機械を導入しなければならず、

  多額の経費がかかった。

2.震災発生当初、27のすべての自治体が業者の選定に入札を行わず、随意契約を結んでいて、業者に対し、

  適切な処理費用が支払われたかどうか多くの自治体で十分チェックできていなかった可能性がある。

そして、それを管轄するあの細野がトップに立つ環境省はというと・・・・・・

「どういう差が出ていてどういう要因によるのかは十分把握できていない。改善すべき要因があるかどうか検証は必要だ」

と、もっともらしい回答に聞こえるが、国民の大事な税金を預かりガレキの撤去を進めているにも

関わらず、実態を全く把握出来ていない事を露呈しているのだ。


官僚がお金をばら撒き、それを把握しながら修正命令をすることが出来ない環境大臣・・・それが現在の日本

復興予算19兆円という金額だけが一人歩きし、本当に気持ちの入った復興を考えられない・・・あるいは

実行出来なくなっている日本の仕組みを変えなければ、本当の意味での復興は無いのではないか?


本当に必要としている人への予算分配はされず、利権構造の中にお金を投入すればいいと考える官僚と

それを容認せざるを得ない力の無い政治家に、日本の未来を預けることは出来ない。



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