車載や牽引を拒んだJrを残して立ち去ったのですが、親心(?)からかゴールを見届けたくなりました
Jrが目指しているスタンドに先回りして小一時間ほどすると、汗まみれでバイクを押して歩く姿が見えてきました
こちらの姿に気づくと《まだ帰らんかったんか》と言わんばかりの照れ笑いを浮かべて近づいてきました
軽く喉を潤したあとバイクに給油。キック一発でエンジン始動
気が付けば東の空は白みかけていました
お互いが交わした言葉は『お疲れさん』...数時間後には二人とも仕事...
《水曜どうでしょう》ばりにバイクの後ろについて走り、夜明けの街をトロトロと家路についたのでした
途中でタクシーが猛然と煽りながら我々を追い抜いていきました...
逆襲する力はもう残っていませんでした


おしまい

Jrが目指しているスタンドに先回りして小一時間ほどすると、汗まみれでバイクを押して歩く姿が見えてきました

こちらの姿に気づくと《まだ帰らんかったんか》と言わんばかりの照れ笑いを浮かべて近づいてきました

軽く喉を潤したあとバイクに給油。キック一発でエンジン始動

気が付けば東の空は白みかけていました

お互いが交わした言葉は『お疲れさん』...数時間後には二人とも仕事...

《水曜どうでしょう》ばりにバイクの後ろについて走り、夜明けの街をトロトロと家路についたのでした

途中でタクシーが猛然と煽りながら我々を追い抜いていきました...

逆襲する力はもう残っていませんでした



おしまい
