栃木の木々 

栃木県の風景。

はがき絵 宇都宮市 お寺

2024-08-25 | 絵など

はがき絵 宇都宮市 お寺

 

●大谷観音の縁起
その昔、この辺り一帯は大小の岩が、まるで屏風のようになっていて、
その中は広く平らに広がり、大谷と呼ばれていました。
岩下からは水が湧き出して川となり自然が作った城のようでした。
この中には毒蛇が住んでいて、時々毒水を流れ出し鳥獣虫魚がこれに触れると、
たちまち死んでしまったため、ここを地獄谷と呼んでいました。
人間がこの水に触れると病気になり、最悪の場合は死に至り、
五穀は枯れ、草木もしぼみ、人々は苦しみ、この地を捨てようとしていました。
時に大同、弘仁(810~)の頃、弘法大師が東国巡錫の折この話を聞き、
里人のうれいを除こうと毒蛇の谷に入って行きました。人々はこれを聞いて喜びました。
十余日の後、谷から大師が出てきて、毒蛇を退治したと告げて立ち去って行きました。
人々が谷の奥に入り中の様子を見ると、
高い岩山に千手観音が光輝きそのわきだちには不動明王と毘沙門天が彫ってありました。
この三尊の光明は山谷を一面金色に変えました。人々は弘法大師の不思議な力に感謝し、
大師の修行を貴み観世音に帰依して仏教を信仰する者が増えました。これが大谷寺の初まりです。
・・・以下省略します。

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