またもホワイトカラー・エグゼンプション関係のニュース。
年収要件明記は見送り 労働時間規制緩和の報告案
「残業代ゼロ労働」導入を要請 経団連会長、厚労相に
労基法除外 給与水準で限定を
19時のNHKニュースでは「年収700万円」というラインが示唆されていたような。うーん、業界によって格差があるんだと思うけど、私の業界だと組合員(非管理職)で残業代込みで1,000万円以上の年収がある社員もけっこういるような気がする……(汗)。さすがに年収400万円以上に適用という話はなくなったようだけど、700万円以上でもまだバーが低いと思う。年収700万円程度で、労働時間と成果が正比例しない仕事がどれだけあるというんだろうか……(^^ゞ。
年収要件明記は見送り 労働時間規制緩和の報告案
厚生労働省は8日、労働時間規制を一部撤廃するホワイトカラー・エグゼンプション(適用除外)の導入を柱とした報告書案を労働政策審議会の分科会に示した。厚労省は当初、対象者の年収要件を明記することを目指していたが、労使代表委員の意見の隔たりが大きいため、従来案通り「年収が相当程度高い者」との表現にとどめた。
厚労省は来年の通常国会に労働基準法の改正案を提出する予定で、21日の次回分科会までに労使の妥協点を探る考え。ただ、労働者側は「長時間労働を助長する」と導入に強く反発しており、調整は難航しそうだ。
対象者の要件として報告書案は年収のほか(1)労働時間の長さで成果を評価できない業務(2)重要な権限と責任を持つ地位-などを挙げている。この日の分科会で使用者側は「働き方で判断すべきで、年収で区別するのはなじまない」と主張した。
「残業代ゼロ労働」導入を要請 経団連会長、厚労相に
日本経団連の御手洗冨士夫会長と柳沢厚生労働相らが11日、東京都内のホテルで懇談し、労働法制見直しなどについて意見交換した。経団連側は、一定条件の会社員を労働時間規制から外し残業代を払う必要がなくなる「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入のほか、派遣労働者の期間制限や雇用申し込み義務の廃止などを要請した。
労基法除外 給与水準で限定を
柳沢厚生労働大臣は日本経団連の御手洗会長らと会談し、一定の条件を満たした営業や事務職などのホワイトカラー労働者を対象に、1日8時間労働を原則とした労働基準法が定める労働時間の適用を除外する制度の導入について、対象を給与水準などでより限定したうえで導入すべきだという考えを示しました。
19時のNHKニュースでは「年収700万円」というラインが示唆されていたような。うーん、業界によって格差があるんだと思うけど、私の業界だと組合員(非管理職)で残業代込みで1,000万円以上の年収がある社員もけっこういるような気がする……(汗)。さすがに年収400万円以上に適用という話はなくなったようだけど、700万円以上でもまだバーが低いと思う。年収700万円程度で、労働時間と成果が正比例しない仕事がどれだけあるというんだろうか……(^^ゞ。