八文字学園・学生支援センター

学生支援センターでは「学費準備」の面から様々なサポートを展開しています。

「申込みの手引き」と「奨学金の種類」

2021年05月11日 | 学費の準備
5/1更新の「まずは資料を手に入れることから」で紹介している高校で受け取る資料がコチラ...

になりますが、その中に入っている「申込みのてびき」と書かれたの冊子が申請の下書き用紙になります


正直言って...お子様だけで書き進めるのは難しいです

お子様が名義人になる「奨学金」ではありますが、確実に進めるためにも、保護者様のご記入が望ましい...と思っています

「個人情報」的な内容は「申込みのてびき」の指示にしたがって記入していただくのですが、もっとも分かりづらいのが、p10の「希望する奨学金」になってくると思います


その中から今回は「奨学金の種類」について説明したいと思います

給付奨学金
「給付奨学金」は5/5の更新のとおり、返還不要(受給するだけ)の奨学金になります

第一種奨学金
「第一種奨学金」は無利息の奨学金になります(返還は必要です) 進学する学校、自宅 or 自宅外によって受給額が変わりますが、専門学校進学で自宅通学の場合、月額2万円~5.3万円の中で選択します

第二種奨学金
「第二種奨学金」は、利息「あり」の奨学金(返還が必要) 進学する学校種、通学方法に関わらず、月額2万円~12万円の中から選択できます

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ここまでを読むと「無利息の第一種の方がGood」と感じるかもしれませんが、第一種の場合、最高月額が5.3万円なので、年間63.6万円しか受給できません これでは残念ながら、専門学校や私立大学の学費の充足はできませんね

また、いくら第二種が「利息あり」と言っても、2021年3月発表の利息は年0.268% 保護者様であれば「ないに等しい金利」のご理解がいただけるのでは...と思います

このような理由から、無利息を理由に第一種にこだわるのではなく、第二種であっても必要額を申請する...を、学生支援センターとしては提案させていただきたいと考えています

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併用貸与
前述の「第一種」と「第二種」を同時に受給するのが「併用貸与」になります この「併用貸与」の設定(申請)には少し注意が必要ですので、次回以降の更新で触れていきたいと考えています

入学時特別増額貸与奨学金
入学初年度には「入学金」が設定されているので、他の年次よりも、割増で学費納入する必要があります その対応として「入学時特別増額貸与奨学金」を申請するのが1つの方法になるかと思います 入学時に1回だけ受給できる奨学金になりますが、10万円~50万円で設定できます

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奨学金の種類について大まかな雰囲気がつかめたかと思いますが、次回の更新では「p10の『希望する奨学金の種類』をどう選択すればよいのか」をお伝えしたいと思います

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「通し」で再確認したい方、ピンポイントで疑問点を確認したい方は、次のリンクからどーぞ
まずは資料を手に入れることから(2021年5月1日更新)
「なぜ奨学金?」(2021年5月2日更新)
ぜひ知っておきたい奨学金のネガティブな部分(2021年5月3日更新)
給付型奨学金は「返還不要」の奨学金になります(2021年5月5日更新)
授業料等減免制度は給付型奨学金とsetの制度(2021年5月6日更新)
ここも知っておいてほしい!!給付型奨学金&授業料等減免(2021年5月10日更新)


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