八文字学園・学生支援センター

学生支援センターでは「学費準備」の面から様々なサポートを展開しています。

〈高3生〉奨学金の結果が届き始めています

2023年10月30日 | 学費の準備
日本学生支援機構の奨学金の、予約採用の申請結果が届き出した...の声が聞こえ始めています。

日本学生支援機構のサイトを見ると、第1回に申請した方の結果が届き始めているようです(第2回・第3回の結果は下表を参照)


結果は、高校の先生より受け取ります。こんな感じのタイトルの封筒に、いくつもの資料等が入って手渡されるはずです。


どの資料も大切ですが、特に、大事なのが「令和6年度大学等奨学生採用候補者決定通知」(下の画像は資料からの引用なので様々な補足が入ってしまっています


進学先での手続の際に必要になりますので、なくさずにしっかりと保管していてください

また、「●●奨学生採用候補者のしおり」には、手続きに関してだけでなく、奨学金全般について記載されていますので、斜め読みでもいいので、一読しておくことをお勧めします(ホントはしっかり読み込むことが大切です)。







「決定通知」から読み取れること②(入学時特別増額貸与)

2022年11月06日 | 学費の準備
「決定通知」から読み取れることの第2回目は、入学時特別増額貸与奨学金についてです。

入学時1回だけ受給できるものなので、第一種・第二種奨学金と比較すると、「追加オプション」的な役割を担う奨学金になります。

ただ、受給に伴う手続きあたっては、大きな注意点があります。

どこに注目するかというと、全体図では赤枠の部分。

その部分だけを拡大すると・・・


サンプル画像のように、「日本政策金融公庫の「国の教育ローン」の申込:不要」 となっている場合は、特に問題ありません(進学後の手続きで入学時特別増額の受給が可能です)

問題は、「日本政策金融公庫の「国の教育ローン」の申込:不要 」 となっている場合。

入学時特別増額については、
①まず「国の教育ローン」の審査を受けてください
②「国の教育ローン」採用の場合、入学時特別増額分(サンプル画像では50万円)は「国の教育ローン」から受給してください
③「国の教育ローン」不採用の場合は、日本政策金融公庫から送られてくる【不採用通知】のコピーの提出で、奨学金より入学時特別増額を受給できます
という手順になります。

面倒だから・・・と国の教育ローンの手続きをしないと、入学時特別増額分の権利を失ってしまうことになるので注意が必要です。

「国の教育ローン」の審査には、約3週間の時間を要しますので、遅くても2月までに手続きを進めることをご提案します(それを過ぎると、進学後の奨学金手続きで後手後手を踏んでしまうので)




「決定通知」から読み取れること①(給付奨学金)

2022年11月04日 | 学費の準備
我が家の次女にも、日本学生支援機構の予約採用申請に伴う「決定通知」が届きました(画像は日本学生支援機構提供のサンプル)

この「決定通知」は、封筒の中に入っている資料の中で、もっとも重要なもので、進学先での提出が必要になるものです(大切に保管していてください)

その中より今回は「給付奨学金」に関する読み取り方を説明したいと思います。

選考結果にて、次の画像のように「候補者決定」と書いてあれば、給付奨学金の受給が採用されたことになります。

また、その下に書かれた「支援区分」によって受給額が変わります。上記の画像では「第Ⅰ区分」と表記されているので、月38,300円を受給できることになります。

ちなみに、各区分の月額は、次の表のとおりです。


そして、「2.採用候補者となった奨学金の内容について」の中に、次の画像のように「社会的養護を必要とする人」と記されている場合、第Ⅰ区分の方は、月42,500円の受給になります(「生活保護受給世帯」と書かれていた場合も、月42,500円になります)


・・・・・

貸与奨学金(返還が必要な奨学金)は、受給希望額を申請できますが、給付奨学金(返還不要の奨学金)は、別途提出したマイナンバーにより、結果のみが提供され、「決定通知」を受け取って初めて、受給額が分かることになります。

また、進学先が決まる前の申請につき、自宅外通学なのかどうかの判別はされていません。

自宅外通学の場合、上表「私立大学・短大・専門学校の区分別受給額」で表記したとおり、かなりの金額差があります(第Ⅰ区分で【自宅】38,300円【自宅外】75,800円)

自宅外通学の申請は、進学先入学後の奨学金手続時になりますので、今のうちから意識しておくことが大切になります。






納入総額を「少なくする」ための情報収集を!

2021年07月29日 | 学費の準備
7/27(火)7/28(水)に、この時期に意識して欲しい「学費準備」「学費納入」について更新しましたが、今日は「納入すべき金額を少なくする」ことについてご紹介していきたいと思います

みなさんは多くの専門学校に「特待制度」があることを知ってましたか?

高校時代に頑張ってきたことを称賛するのがこの「特待制度」になりますが、多くの場合、学費免除につながっていきます

八文字学園で用意している「特待制度」を紹介してみると...

学業特待
筆記試験(国・数・英・作文)を受験し、その結果に応じて学費免除(A30万円、B10万円、C5万円)

資格特待
八文字学園が規定する資格を出願時点で取得していることにより認定(対象となる資格、および減免額は、学園ホームページ参照)

理系女子応援特待
水戸電子・水戸自動車の女性志願者で評定3.2以上の方に10万円免除

精勤特待
出願時点で、高校での欠席日数が2日以内の方に5万円免除

ここまでで紹介した4つの「特待制度」のほかにも...

オープンキャンパス特典
出願校のオープンキャンパスに3回以上参加された方の審査料免除

ファミリーサポート特典
志願者の保護者または兄弟姉妹が、八文字学園の卒業生(or 在学生)の場合、入学金15万円免除

も、ご用意しています

・・・

納入すべき学費が少なくなる
  ↓
教育ローン等の借入額が少なくて済む
  ↓
返済が少なくて済む

となる訳ですから、該当する「特待」や「特典」があるなら、効果的に活用していきたいですね


<追記>
八文字学園のオープンキャンパスでは、体験実習等で学校の雰囲気をつかんでいただくだけでなく、出願にあたっての説明もしています

また、体験実習の同時刻に行われている「保護者説明会」では、学費の準備や学費納入についても分かりやすくご説明しています

みなさまのご参加をお待ちしています

エントリーコチラからお願いします










奨学金は入学前に受給できない → ならば、学費納入はどうする?

2021年07月28日 | 学費の準備
7/27(火)の更新の中で、「奨学金だけでは、入学前に請求される学費納入に対応できません」とまとめました

では、奨学金を申請した方は、どのようにして進学先からの学費請求に応じればよいのか...ということになりますね

学生支援センターを担当してまもなく10年になりますが、残念ながら、「1年目の学費はご自身で用意する」が、その回答になってしまうようです

そこで、保護者様向けの講演会では、「奨学金を利用しての学費納入」として、次の図を使ってご提案をしています

この図からも分かるように、1年目さえ準備できれば、在学期間中の学費をまかなうことは可能になると思います。

だからこそ
7/27(火)の更新で紹介した「夏休み中に教育ローンの事前審査を進めておく」ことが大切 につながっていく訳です


<追記>

八文字学園では「可能な限り」ではありますが、日本学生支援機構の奨学金で学費納入対応ができるような支援を実施しています

興味のある方は、八文字学園の学生支援センターまでご連絡いただければと思います