旧き元素の目 第1回 - 第一章・第一話

俺、アブラクサス。
気の置けねー仲間と命がけの冒険中。
怪しい疫病が流行りだしたとかいう情報を洗うシゴトで村へやって来たが、いやーやばいぞこれ。
窓という窓は板が打ち付けてあるわ、その隙間から村人らしきヒューマンの目がオドオドこっちを見てるときてやがる。旅のバードの怪談じゃあるめえし。。。

そんなわけでまともに話しの聞けそうな奴を探して、ショーンティア神の礼拝堂らしき建家に宿を乞おうとしたら
中からけんのんな会話が。司祭のじいさんと若い女騎士とが村の疫病についてガチトークの真っ最中だ。
治せねえならいっそひと思いにコロスってか？物騒だな。しかし今回は一概に否定できねえ。
なんせこの疫病、奈落の病にかかったら４人に１人は死に、２人は助かり、のこりの場合はなんとデーモンの姿に変わってしまい二度と治らねえっていうんだからな。