ねこ☆にゃらーず

猫と暮らしながら感じること、動物ボランティアの日々のつぶやき

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まる投げって、ボラですか?

2009-06-26 20:42:12 | ボランティアの本音
私も、まる投げはボランティアだと思いません。
ゆきももこさんの「ゆきももこの夢猫日記」を、トラックバックします。
まず、トラックバックの記事を読んでから、私の話を読んでいただきたいです。

最近、私のまわりのボランティアさんたちに、チェーンメールのように
「多頭飼い崩壊SOS、当方は県外の為、あなたが助けてもらえないか?」
というようなメールが、(自称)動物愛護ボランティアから来ました。
自分は県外で何も出来ないから、後はあなたが全部やってというまる投げ。

私は以前にも、日記「捨て猫」のことや「地域猫問題発生」の中で、書いたけど、
保護すると言うことは、その子の全てを引き受けること。
きれいごとじゃないですよ。
どれだけの苦労があると思いますか?
私はそれを知っているから、気安く「保護して!助けて!」と言えません。
ボランティアの苦労もそうですが、ゆきももこさんが心配するように、
安易な譲渡(とにかくこの子が貰われればいい・・・という、まる渡し。)も、
まる投げでは起こしかねません。
「情報流した。→誰かが貰ってくれた。でも譲渡内容の詳細は不明。→とにかく助かったから、満足。」
こんなんで、ボランティアじゃないでしょ~~

「私には情報を流すことしか出来ないから・・・」
あなたが流しているのは、本当に確かな情報ですか?
私は、ネット上で、よく読んだら(現場ボランティアの経験があるものからしたら)
「このSOS、おかしいよね?」
って内容が結構あるんですが、みんな「命が!」って、いきなり転載したり、
自分で事件の裏付けすることなく、安易に批判したりする人が
悲しいけど、多いです。

私は、自分の目で確認したか、ある程度のお付き合いがある人の情報じゃないと
信じません。
要するに、人から聞きましたとかいうていどの、噂や悪口はすぐに信じません。
(マイミクだからとか、ブログにいつも優しいコメントくれる人だから、
といっても必ず情報源と、裏を取ります。事実かの確認をします。)
ブログやミクシイで、うまいこと言っても、実際の活動はしていない
「自称ボランティア・自称動物愛護活動家」さんを数人知っているからです。
あ、なので、私のブログも、私を知らない人からみたら怪しいもんです。
それでいいんです。
命にかかわることだから、簡単に信じなくていいんです。
安易に情報を流しまくって欲しくない。
責任の所在のないまま、記事が一人歩きしてしまうこともあります。

記事を転載でも載せたら、自分はその記事を支援しているということです。
責任の所在はどうですか?
問い合わせがきたら、転載元になる投げですか?
転載するなということじゃなくて、どういう心構えで転載し、
自分が対応する心構えが出来ているかです。

そして、ボランティアに対して、保護出来なかったことを、
責めないでください。
本当に辛いのは、情報を流しただけの人より、
できるなら助けたかったに違いない、断ったボランティアさんだと思うからです。

はい、賛否両論来そうですが、最近この話題で、
ただでさえない時間を取られ、努力してる人間ばかり損してる。
という思いに駆られましたので、書きました。
こういう考えの、ボランティアもいます。
追記:友達に来たメールは、よくよく元をただせば
「多頭飼育崩壊」などでは、ありませんでした。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Shino)
2009-06-27 22:56:01
どこからコメしていいか…まとまりません

私は、経済的、環境的などの理由から、ボラに全てを捧げることに躊躇して…消極的参加?ボラさんのお手伝いと言う中途半端なところにいます。これも…なんだか、いい加減なような気もしながら、とりあえず今出来ることをして、自己満足してる状態です。なので、偉そうな事はいえないけれど、○投げはやはり有り得ないと思います。ましてや、いつまでに引き出さないと処分されるなんて、脅迫してなんて。本当に助けたいと思う人であれば、あるほど、助けられない事に罪悪感を感じ、心を痛めるはず。
基本的に自分でできない事は、人にも頼めないタイプなので、いつも、ノラさんを保護する時は、最悪、うちの子にする覚悟でつれて帰ります。

確かに良かれと思ってやってる事なのでしょうが、離れた地域から、適当に「私は遠くでできないから、あなたの地区で困ってる人がいるから、あなた何とかして」ってメールには正直違和感ありましたね。自身のブログ等で、「困ってる人が○○の地区にいるので、お手伝いできる方がいたら、お願いします」くらいなら、よかったのかな~。
支離滅裂でごめんなさい
返信する
Shinoさん、お疲れ様です♪ (にゃーも)
2009-06-28 00:26:13
遠くからでも、近場からでも、まる投げは困るなあと思います。
ボランティアの苦労と書きましたが、ああもう・・・と言いながら気になって、私も調べてしまうし。できる時は、助けるし。
いっぱいいっぱいなのに、断れなくて助けてしまう。そして、抱え込んで苦しんでいる。そういうボランティさん、周りにいっぱいいます。
今回も、話を丸呑みにした別ボラさんがいて、危なかったんですよ。

今回の件で不思議だったのは、町で全く例の<本人>が、里親探しした・している形跡がないこと。
あれは里親探ししたら目立つはずなのに、町中にアンテナ張ってるボラさんの誰も知らない。

相談も受けたことがない。譲渡会にも来ない。
スーパー・動物病院、よく使われる地方情報誌にも情報がない。
探してるって言うのは、たぶん、自分の知り合いに声かけて、それ以上はしていない。
でも、自分のキャパはそこまでだから「やれることはした」と言い切っちゃう人、多いです。

なんで、<本人が>地元で相談してくれないのかな~?
自家繁殖うんぬん、説教受けると思ってんのかなあ?
もう、すでに増えてしまった子達に罪はない。
ただ、もう手術してくださいね。っていうだけ。もうすでに本人が、手術しなかったことを後悔しているはずだから。

充分、やるきがあれば探せる頭数なのに、当人も他人にまる投げなのが丸分りで、あ~あって感じでした。
まる投げのまる投げで、誰が責任取るの?
処分ちらつかせるなら、本気で探そうよ!って、本人に言いたい。

同情が先走って、よくよく考えればおかしい話のに、見えなくなっちゃって・・・てことはある話。
でも、愛護活動家を名乗るなら、それはきちんとしないといけないと思う。
他県だから、メールや電話でのやりとりだけだから、相手の言うこと、鵜呑みにして騒ぎ立ててしまうって人は、よくいます。

今回の件で心配なのは、結局本人が里親候補探してきたみたいだけど、ちゃんと手術の話とか、素性とか確認してるのか?ってこと。
話は流れたみたいだけど、愛護活動家はそこ突っ込んでないみたいで心配。
突っ込んでればよし、突っ込んでなかったら、念押しして欲しい。
でないと、また同じようなことが譲渡先で起こったり、捨てられたりするしね。

私も、取り留めのない返事で、ごめんなさい
返信する
なるほど (さらさら)
2009-06-28 01:52:44
>必ず情報源と、裏を取ります。

そうなんですね、何でもうのみにしないよう
転載には気をつけます。
返信する
さらさらさん♪ (にゃーも)
2009-06-28 02:31:11
転載の件は、ある意味、ボランティア活動をしていない人には、わかりにくい。
きつく受け止められる話だろうな。と、書きながら思っていました。

転載が必要な件もあるので、全ての転載がいけないわけではないんですね。
でも、自分が確認できないような地域の話、「人から聞いた」で始まるような噂話や、また聞きのまた聞きなどは、まず、一呼吸置きましょう。
「命がかかってます!」と言われると、優しい人は、それだけでびっくりしてしまいます。

ただ、動物ボランティアの常識として、譲渡の際、相手の家に届けるとか相手とじっくり手術のことや、飼育に関して話し合う。という当たり前のことが、いわゆる保健所ではありません。しないんです。
だから、場所によっては、欲しい引き出したいと言えば、その場で書類にサインしたら、すぐに連れて帰れるところさえあります。

心無い人にも、簡単に譲渡されてしまいます。
これは、もう少し行政に考えて欲しいところなのですが・・・。

ボランティアを本当にしている人でないと、なかなかそういった事実を、(一般の人が)知らないのは仕方ないと思います。
でも、自称愛護ボランティア・自称愛護活動家と、自ら名乗る人は、結果まで考えて欲しいと思うんですね。
情報を流すだけなら、何の話し合いもせずに、動物をまる渡ししているのと同じです。

愛護の考え方は、ボランティアさんによっても違うのですが、さらさらさんの答えを、少しづつ動物問題に触れながら、知って学んで、考えて、見つけてくれたらいいなと思います。
返信する
出来ることだけでも! (にゃんごろ)
2009-06-28 02:35:19
今日、先月からお手伝いをさせていただいてる愛護団体の譲渡会に、家で育ててる子猫2匹を連れて、手伝い・参加いたしました。
そこで、この話と似たようなパターンが多々あったため、余計に興味深く読ませていただきました。
「子猫を拾ったが、家では面倒みれない。そちらで保護してくれないか」・・・メンバーの皆さんは、保健所からなんとか保護した子、その他で手一杯。簡単に保護してくれと言われても、どうにもならない状態です。譲渡会を開く場所に、置き去りにする人もいるそうです…
救いたいという気持ちは、本当にいっぱいです。でも出来ない現状も本当です。そして、救えないことへの無念さは・・・。
「愛護」と、いうものを再び考えさせていただきました。

あぁ、意味不明の文章ですみません。
返信する
Unknown (まか母)
2009-06-28 02:55:16
はじめまして!ブログ村から来ました。

私も今里親探しの真っ最中です。
野良猫が庭で赤ちゃんを産んでしまいまして母猫と共に保護をしています。
里親探しなんてしたことなくてどうすれば良いか分からず市の愛護センターに相談したけど的確なアドバイスは頂けず、藁をもすがる思いで地元のボラ団体さんをネットで探し出して相談しました。
はじめはそれこそ「○投げする気?」って感じでしたけどお話したら分かっていただけてそれからアドバイスを頂きなんとか頑張っています。
たった一人で保護し里親を探すのはやっぱり無理があるし相談できる方がいるのはとても心強いです。
ただやっぱり脅迫めいたことを言う人はいるみたいでみんなを助けたいけどお断りすることも多いようです。
助けた、連れていった、私は良いことをした、それで満足。私は良い人。
そう思っている人は多いみたいですね。
残念なことです。

私はそうはなりたくない。
改めてそう思いました。

私も里親募集の記事を転載して下さいとお願いしていますが・・・ちょっと考えようかな・・・。

ステキな記事をありがとうございました。
初コメなのに長々と失礼しました。

遠くなので何のお手伝いもできませんが頑張って下さいね。


返信する
にゃんごろさん♪ (にゃーも)
2009-06-28 03:16:09
動物のボランティアなのだから、救いたいのは当たり前。
きっと、誰よりもその思いは強くて、助けられないときの無念さは、計り知れないでしょう。
本当に、全国どこでも、ボランティアさんの悩みや、辛さは同じなんだろうな・・・と、思います。

そういうボランティアさんの心につけ込むような、無責任な飼い主や、ただ助けてと言って来る人。

現場にいるから見えてくる、現実の「愛護問題」って、あると思います。
ボランティアは汚れ仕事です。
こういうと、新しいボラさんが、怖がってこないかもしれないけど、犬や猫を譲渡会場に捨てられる・・・。
私は一時、それが怖くて、本当に会場に行くのが嫌で嫌で、人間不信になったときがありました。
条件に合わない里親候補さんを断ったとき、道の真ん中で大声で罵倒されました。
野次馬にも渡してやれよ、何様だよって掛け声かけられて、くそ~~~っってなりましたっけ。
犬や猫を物のように扱う人々との、長いやり取り・・・。
心が疲れてしまって、ホントに。
人が信じられなくなって、心が耐えられなくなって、ボランティアを辞める人も多いです。

「愛護」、私もいつも考え中です。
でも、頑張っていきまっしょい
返信する
まか母さん♪ (にゃーも)
2009-06-28 04:17:42
まか母さん、こんばんは。
そして、ありがとうございます。
分かってくれてる人がいると思うと、うれしいです

転載についてですが、ご本人が責任を持って里親探しをしていて、情報源もご本人であれば、転載発信は問題ないと思います。
ブログ拝見しましたが、しっかりとしていらっしゃったので、ホントに応援したくなります
こにゃんたちも、かわい~~

ただ、自分が情報を転載したいと思う際には、その情報が間違いないのか?責任の所在はどこなのか?確認して転載していただけたらと思います。

まか母さんは、相談にのってくれる団体さんがあって、よかったですね。
この時期は、私のところにも、初めて子猫を保護したけど、どうしたらいいかわからない。
食事は?病院は?と聞いてくる方が多いです。
というか、ボラだから年中
一匹でも助かるように、大きくなれるように、頑張って相談にのってます。
きっとどこの団体の方もそうだと思います。

保護した方は、まるべく自分で保護した命を、まる投げじゃなく、自分で生かすことを考えて欲しいですね。
保護したら、抱き上げたら、もうその人の責任だから。
保護は、覚悟なんですよね。

まか母さんも、頑張ってください♪
返信する
Unknown (ゆきももこ)
2009-06-29 14:07:01
にゃーもさん、トラックバックありがとうございました。
反感買われることが多いので、理解してくれたり前向きに考えてくれる方がいたら嬉しくて泣けてきます。
そちらも大変だと思いますが、これからもご活動がんばってくださいね。
返信する
ゆきももこさん♪ (にゃーも)
2009-06-30 10:16:04
いつも、ゆきももこさんのブログを見ながら、
「そうだね~」「私は違うけど、そういう考え方もあるのか、ふむふむ」
共感したり、勉強させてもらっています

ゆきももこさんも、(ドリンク飲んで)頑張ってください。

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