地域猫、問題発生！（後編）27

マンガで紹介する地域猫活動前編、中篇の続きです






今回のおじさんともめたのは、誤解もあるけど、地域猫に対する考え方の違い。
そして、根本的な動物への対処の違い、覚悟の違いだったと思う。
どっちがいいとか悪いとかじゃない。
でも、現実として、助けられない子はこの先も出てくる。
その子たち全てを、助けることは出来ない。
その度に、おじさんに限らず、他のエサやりさんでも
「助けない」＝「猫を救いたいと言いながら、目の前の子を助けない偽善者」
と、捉える人も出るでしょう・・・
そういう人の場合、哀しいけど、自分で出来るか考える前に、
まず誰か助けてって、考えのことが多い。
出来るなら助けたい。でも、「全ての子は救えない。」
これは私の考えで、押し付ける気もないけれど、
「全ての子は、救えない。だから、今救える子は、精一杯面倒見る。」

そして、エサやり同士、モメてる場合じゃないんです
公園とは、今まで一部のエサやリさんが、
エサやりをめぐって度々ケンカしていて、その人たちは地域猫に反対で、
私たちの話も聞いてくれない人たちなんですが、
公園側がその人たちのいる猫の餌場に、嫌がらせを始めました。

私たちが公園に理解を求める一方で、その人たちがケンカする。
公園としては、エサやりはみな同じ。
「エサやりはみな、うっとおしい。」＝「猫が悪い」になるんです

公園の人の「処分して」って言葉に、なんか、頭をドカンと殴られたような、
目の前が真っ白になりました。
「処分」＝「殺して」って、ことです。
猫がいて困る・・・。って、私たちが、TNRして地域猫にしようとしてるのにな…
私たちが渡した地域猫の資料は、読んでないんです。
一緒に渡したDVDも失くしたそうです。なんでかなぁ…

猫の命って、なんですか？
ゴミみたいに言わないで！

野良猫の処分は、動物愛護法違反です。
処分してって言ったからって、出来ません！
保健所の人も断って、そして、大変だよって電話してきてくれました。
（保健所関係には、地域猫をしていることを伝えてあったので・・・）

頭を下げてやっていこうと思っていました。
でも、戦わないといけないのかもしれません。
今後、公園が直接猫に対して、何かするのが怖いです。
気が抜けない状態です。

頭がグルグルしてます。

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