ねこ☆にゃらーず

猫と暮らしながら感じること、動物ボランティアの日々のつぶやき

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野良猫だって痒いんだ!

2013-06-30 05:07:55 | ボランティア活動

さてさて、いよいよ子猫祭りが盛り上がってまいりました・・・(あ~全然うれしくないぞ

周りの猫ボラさんたちも、捨て猫を保護しまくっている・・・

公園に行くと捨て猫がいる気がして、気が重くなる季節が今だ

本日は捨て猫「ちっちゃいサン」がいた公園にSさんと出向き、

どーにも気になっていた「ちっちゃいサン」を世話していた大人猫たちに、

スポット(ノミ・ダニ駆除薬)をしに行った。

保護した時、「ちっちゃいサン」もダニのせいで手足が猛烈に禿げていたが、

そばにいた大人猫も皮膚がかなり荒れていたのだ。

 

野良猫にはノミやダニが寄生しているが、猫だって痒いのである。

「猫なんだからノミがいて当然でしょ!」なんて言わないであげて~~

皮膚の弱い子やノミアレルギーを持っている子は、毛が抜けて体はボロボロ。

おまけに痒いし、とても辛いのだ~~~。

掻いて血が出て、そこにこの季節は蚊がたかる痒い掻く皮膚ボロボロのエンドレス!

あなたも蚊に刺されたら痒いよね?

 

野良猫のエサやりさんの多くはエサをあげるだけで、猫の具合が悪そうでも、

その子に対して何か医療措置を施してやろうという人は・・・残念ながら少ない。

いないわけではないが、全体的に見て少ない。

エサやりさんには不妊・去勢手術までして欲しいけれど、余裕があれば、

そのほかのシーンで具合の悪い時には手を差し伸べてあげて欲しいなと思う。

 

「この子ハゲてる!病気かしら?」

そう思ったら駆虫したり、病院に連れていけたら連れて行ってあげて欲しい。

たかがノミ、されどノミ。(ダニもね)

ノミ・ダニのハゲは、駆虫するだけで劇的に良くなるよ。

 

世の中には、目は目ヤニで潰れ、鼻は鼻水でふさがり、エサが食べられずにエサ場にうずくまる子猫を見ても、

まったく何もしないエサやりもいるのだ。

その子猫に毎日エサをやっていたはずなのに!

 

自分が世話してきた猫が弱っていくのを、見て見ぬふりをし続けることができるエサやりがいるのだ。

そういうエサやりは、「それが野良猫の宿命だから」と言う。

 

そういう人はもちろん不妊・去勢手術もしない。手術反対派だったりする。

そういうエサやりはカッコよく「宿命論」なんて持ち出してるが、単にお金を出したくないだけだ。

お金は出したくない!面倒くさいことは嫌!自分が何かするのは嫌!

本音はそれだろう。

でも、「猫が好き!」とか平気で言うのだ。

猫に餌をやる「自分」が好きの間違いだと思うが・・・・

 

ちっちゃいサンを保護した公園も、エサやりさんが沢山いる。

たくさんの人が可愛がり、手がい、エサをやる。

子猫が捨てられたのも、猫たちの皮膚が荒れてハゲているのも、

たくさんの人が目にしたはずなのに・・・

エサをあげるのが愛情ならば、好きだからならば、どうかもう一歩踏み出してほしいと思う。

 

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