ねこ☆にゃらーず

猫と暮らしながら感じること、動物ボランティアの日々のつぶやき

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地域猫、エサやり猫山さん♪

2010-01-03 02:17:25 | 地域猫、始めます!
12月、妊娠でドヤドヤしていて公園に行けてなかったのですが、
その間に、新しい新参猫が増えてました(写真ボケてますが

生後4~5ヶ月と見られるトラ柄ブチ猫。
公園の入口近くの休憩所に住み着きました。
居る場所から考えるに、外から流れてきたかもしれないし、捨てられた可能性もある。
ただ、どえりゃ~鳴く子で、触れるんですよね・・・
か~な~り、元飼い猫の可能性高しかーーーーーぺっ
で、この子、メスなんですよ~1月捕獲決定。手術

さて、11月の半ばに、公園の隣の「野良猫コロニー」に来るエサやりさんに、
なんとか接触しようと張り込んでいた、Nさんと私。
1度会えたときに私からお話したものの、上手く伝えられたか不安で、
今度会った時、また話を聞いてくれるかな~と心配でした。
猫を減らしたいから、こういう事みんなでしてますってわかってもらうために、
「地域猫」のことわかりやすく書いた書類と、私たちが手術した猫たちのリストなど、
いつ会ってもいいように、用意して持ってました。

そして、また会えました~~
それも11月13日、まさに猫たちの捕獲をしようとして失敗し、なぜか捨て猫を保護してしまった日です。
帰る間際にエサやりの車が餌場に~~~~~
Nさんと駆け寄る2回目の接触。
警戒されないように、引かれないように地域猫のこと話さなきゃ、でも気持ちは熱く伝えたい~と、なんとも難しい。


Nさん:「エサをあげれない日は、あの子達大丈夫だろうか?飢えてないか?
気になって心配で心配で(笑)、こんな心配したくないんですよね~」
エサやりさん:「あ、それ私も心配で・・・」

Nさん:「飢えや事故や病気で死んでいく野良猫は、誰も助けてくれない。
実際はとても可哀相で、見てられないんですよね~。」
エサやりさん:「うんうん」

Nさん:「だから1台限りで、不幸な子はお終いにしたい。だから手術してるんですよ~。」
エサやりさん:「あ~私たちは、そこまで考えてなかったです・・・」

Nさん:「エサ代だって馬鹿にならないし、みんなで協力し合ってエサやりもすれば、
1人1人の負担も減るし、心配も減りますモンね(笑)」
エサやりさん:「そうですよね~(笑)」

Nさん:「手術代も、エサやりみんなが少しずつ出し合って、フリマしたりしてやってるんです。
できたら協力してもらえるとうれしいです。」
エサやりさん:「私も何か出来たら、協力したいです。」

Nさん:「実は今日、公園に子猫捨てられてたんですよ!今この車に載ってるんですけど。」
エサやりさん:「ええーーーー!」

Nさん:「公園は猫が沢山いるから狙われるんですけど、こっちの野良猫コロニーも沢山居るでしょ、
エサやりしてるところとか、エサを放置してるの見られると、こっちも捨てられますよ。」
エサやりさん:「そうですよねぇ、どうしたら・・・」

そこで、エサやりの方法伝授
①エサはばら撒かない。適量、食べきる量をあげる。
(それまでエサやりさんは、あたり一面に大量のフードをばら撒いていた)
②人目につかない場所でやる。(エサやりさんは人目のある場所に置かれていた)
③後を汚さないように、容器に入れるなどして与える。
場所が汚れたまま放置しないようにする。

Nさん:「こういう風にすると、エサやりがいるって思って猫が捨てられる事もないし、いいですよ~(笑)」

実は、エサやりのやり方を、エサやりさんに注意するのは、通常一筋縄ではいかないのです
付き合いの浅い人間に、いきなり「あなたのエサやりは・・・」と言われたら、
それが正しいとわかっても反発してしまったり、話自体打ち解けるまで聞いてもらえなかったりします。
人間だもの、ストレートにはいきません

ただ今回は、捨て猫ちゃんのおかげで、説明にすごく訴えるものがあって、エサやりさんも気分を害すことなく、すんなり聞いてくれました。
もちろん、説明の中で相手を否定するような直接的なことは言いません。
これから直していったらいいこと。
過去の事を悪く言って、相手の気持ちをなえさせたら意味がないですもんね。
一緒にやりたいんだしね

このエサやりさんは猫山さんといって、元々はお父様が野良猫たちを見るに見かねて、エサをあげていたそうです。
お父様の身体が弱ってからは、お父様と一緒に猫山さんがエサやりをするようになったそうです。

猫山さんとは、その後再び会えなくなって、
でもエサが残っているので(説明したやり方でしてくれています
あ、今日、猫山さん来たねって、わかるんですけど、
1ヶ月以上会えなかったんですよ

で、大晦日の日、会えたんです
公園のエサやりさんもそうですが、大晦日もみなさん来てました
違う種類のカリカリが、餌場にたくさんあって、みんな年の暮れも忘れないで来てくれたんだ~と、すごくうれしかったです。

猫山さんも私たちのこと、気にしてくださっていたようで、
「これ、使ってください」と、手術費用の入った袋をくださったんです。
いつ会っても渡せるようにと、用意してくれていたみたいでした。
心強くて、うれしくて、ホントにうれしい大晦日でした

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