約2年前、距離にして2〜3万キロ前に循環方式でフルード交換をしているそうなんですが、オイルパンを脱着しなかったことで内部の汚れが気になるそうで、今回はしっかりと!ということで圧送交換&ストレーナー交換です(^^)/























圧送交換スタートです(^^)/














次は別途ご依頼頂いていたトランスファーオイル交換。















スレッドコンパウンドを塗布してからエンジンに装着です!
トヨタ ノア ZRR85W 2016年式 71500キロ

試乗では特に問題なく調子は良いんじゃないかと思います♪

まずはリフトアップ。

後々邪魔になるのでアンダーカバーは外しておきます。

ドレンアウト。

排出量は2.2Lでした〜
ちなみに全容量は7.5Lです。

オイルパンを取り外し〜
続いてストレーナーも取り外します。



ソレノイドバルブがグレーになってますが
パーツクリーナーで綺麗にすると


本来のシルバーに戻りましたね(^^)


本来のシルバーに戻りましたね(^^)

ストレーナーの新旧比較。
フィルター部の色だけ見ると真っ黒ではないので、それほど汚れてないのかな?と思ってしまいますが、しっかりと汚れてますので(^_^;)

ストレーナーを取り付け〜

オイルパンは綺麗にしてから装着です。


鉄粉吸着用のマグネットには十分な量の鉄粉が(>ω<)



綺麗にして

ミッションケースに装着(^^)/

オイルパン、ストレーナーの脱着で1.1Lほど排出したので合計で3.3Lになりました〜

ノアはクーラーラインホースがあるのでアタッチメントを装着せずに圧送交換が可能な車になります(^^)/

前回の交換ではセーフティスペックを使ったらしいんですが、今回はどうせ交換するならってことでプレミアムスペックです(≧∇≦)b

排出量プラスαを初期充填。

エンジンスタート!

左 新油のワコーズCVTFプレミアムS
中 ドレンアウト時に回収したフルード
右 現在ミッション内を循環しているフルード

圧送交換スタートです(^^)/










圧送交換が終わると自動的にクリーニングモードに切り替わります(^^)

ミッション内部が汚れているとクリーニングモード中に汚れを回収してくるので、右のフルードが圧送交換直後に比べて黒ずむんですが、今回は若干変化はしましたが綺麗ですね〜ということで、圧送交換終了です!
油量調整に進むんですがフルード温度が上がってしまってるので一旦下がるのを待ってから


再びエンジンを掛けてスキャンツールで油温を確認。

規定温度になったところでドレンプラグを外して余分なフルードをオーバーフローさせます(^^)/
逆に言うとオーバーフローで調整出来るように少し多めに充填してます。

左が最初にドレンアウトしたフルードで、右が最後にオーバーフローしてきたフルード。
2〜3万キロ前に交換しているので真っ黒ではないけども透明度が全然違いますね(^_^;)
そしてドレンアウトしたフルードを受けていたオイルジョッキのフルードを廃油タンクに捨てると


黒ずんだ汚れが底に残ってます(>ω<)
前回の交換から今回までに汚れが発生したというよりも、前回の循環交換ではしっかりと汚れを排出出来ていなかったんだと思います。

次は別途ご依頼頂いていたトランスファーオイル交換。

リフィルプラグを緩むことを確認してからドレンプラグを外して排出です。


思ったより鉄粉が吸着されてました(゜o゜;

CVTF同様にどうせ交換するなら良いものを!ってことでワコーズのWR-Gを充填します♪

充填完了(^^)/

続いてリアデフオイル交換。



こちらもしっかりと鉄粉を吸着してました。

オーバーフローしてきたところで充填完了(^^)/

最後に追加でご依頼頂いたプラグ交換。

定番ですがNGKのプレミアムRXに交換です(^^)



スレッドコンパウンドを塗布してからエンジンに装着です!
全ての作業が終わったので試運転へ〜
圧送交換前と比べてトルクが増えたような加速感になってます♪
劣化して油圧が掛かりにくくなっていたフルードのほぼ全量が新油に入れ替わり、油圧がしっかりと掛かっていることと、プレミアムSに入れ替えたということで伝達効率が上がっている影響かなと思います(≧∇≦)b
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。