たまにサーキットでスポーツ走行をされているそうで、オートマに負荷が掛かっているのを気にしていたそうです。
スズキ スイフトスポーツ ZC33S 2021年式 13000キロ

交換前の試乗では特に問題は無かったです(^^)
まだ13000キロですからね~

で、リフトアップして下廻りを確認。

で、リフトアップして下廻りを確認。
エンジンルーム下は完全に覆われてました(^^;)


アンダーカバーを外すと側面にオイルパンがあるミッションがお出まし。
BMWミニなどに使われてるアイシン製の6ATになります!


で、サイドオイルパンをよく見てみるとオイル滲みが(゜Д゜;)
まだ13000キロなんですけどねぇ(^^;)
さっきと逆だ三c⌒っ.ω.)っ シューッ


今回はサイドオイルパンを外す予定ではなかったので、とりあえず綺麗にして様子を見てもらうことにします。


ドレンボルトは2段階、、、ドレンプラグとオーバーフローチューブになってて


トルクスの小さなボルトを外したあとに

ヘックスのボルト兼オーバーフローチューブを外すと排出されます。


ヘックスのボルト兼オーバーフローチューブを外すと排出されます。

外したボルトはこんな感じ。

約2.5L排出されました。

約2.5L排出されました。

今回は圧送交換のみなので、ここでフルードウォーマーを外してアタッチメントを装着です(*・ω・)ノ

無事?に装着完了。
何が無事なのかというと、フルードウォーマーの取り付けボルトがトルクスでかなりの高トルクで締まってます(>_<)
まだ新しいだけあってすんなり緩みました(≧∇≦)b

サーキット走行もするし高性能なもので!ってことで適合が取れているワコーズATFプレミアムSをチョイス♪

トルコン太郎を接続したら、排出された量プラスαのフルードを充填。


サーキット走行もするし高性能なもので!ってことで適合が取れているワコーズATFプレミアムSをチョイス♪

トルコン太郎を接続したら、排出された量プラスαのフルードを充填。

エンジンを掛けてしばらく循環させておきます(^^)
半分ほどは新油に入れ替わったので、その新油の洗浄力を使ってミッション内をクリーニングしてもらうわけです(*´∀`*)ノ


30分ほどクリーニングした後に圧送交換スタート!


















圧送交換終了~!

いつも見ているATFよりも赤みがある状態でしたが、そうはいってもやはり色の種類的には黒だったATFが、透明度のある薄い赤色に変わってます。

いつも見ているATFよりも赤みがある状態でしたが、そうはいってもやはり色の種類的には黒だったATFが、透明度のある薄い赤色に変わってます。

クリーニングモード終了後も十分透明度を保っているので、今回は圧送交換1回で完了です(^^)

ちなみにこれが問題のフルードウォーマー取り付けボルト、、、正確にはトラスネジですかね。舐めてしまうと頭に工具が何も掛からないので、かなり大変なことになります((((;゜Д゜))))

次回以降の脱着に備えて一般的な六角頭ボルトに変更しておきました(≧∇≦)b


次回以降の脱着に備えて一般的な六角頭ボルトに変更しておきました(≧∇≦)b

油量調整は診断機を繋いでデータをモニタリングです。規定温度になったところで、ドレンプラグ(オーバーフロープラグ)を外して滴状になったら新品のOリングを取り付けて締め込み♪

左は最初にドレンアウトしたATF

左は最初にドレンアウトしたATF
右が最後にオーバーフローしたATF
最後に試乗をして挙動に問題が無いことを確認して圧送交換終了となりました!
今回はメンテナンスでもあり、チューニングでもあった圧送交換。
イメージとしては、劣化したフルードが新品の純正同等品になると伝達効率が回復する感じで、高性能フルードを使うと伝達効率が上がるって感じですかね(^^)
伝達効率が回復&上がるとパワーアップや燃費の改善ってカタチで体感出来ると思います♪
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。