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ガレージSMAK

アテンザワゴン(GJ)車検整備で光度不足

金沢市のお客様から車検整備のご依頼です。
特に異常は感じていないということでお客様からの要整備箇所はないんですが、まだまだ長く乗りたいということでしたので、しっかりと視ていきたいと思います!

マツダ アテンザワゴン GJEFW 2013年式 83200キロ


エアコンフィルター。ちょっと黒ずんでるぐらいかな~と思いきや

かなり汚れが蓄積してました(゜Д゜;)
元々は安価なフィルターが装着されてましたが、アレルゲンやPM2.5にも対応する高性能フィルターに交換です。

発煙筒、ワイパーゴムは交換。
バッテリーは問題なし♪
フロントブレーキも問題なし♪

ブレーキパッド、スライドピンにシリコングリースを塗布して組み付けます。


リアブレーキも同じくシリコングリースを塗布して組み付けです(^^)
ちなみにですが~パッドには高粘度のブレーキプロテクター、スライドピンにはスーパーSGを使用してます(*・ω・)ノ
フロント右のカバーを外して

ベルトを確認。始動時に若干滑って音が出ていたので交換です。

ウォーターポンプベルトはストレッチベルトなので切断して取り外してます。
ファンベルトには亀裂がありました(>_<)
新品のベルトを取り付け~

エンジンオイルを排出。

エレメントも交換です。
ガスケットにはシリコングリースを塗布してます。
プロステージSにスーパーフォアビークルを添加して充填です(≧∇≦)b

クーラントブースター、フューエルワン、フューエルツーも同時に注入しておきます!
ロアアームのボールジョイントブーツがパックリと(^^;)
反対側はほぼ二分割してました(ノД`)
幸いボールジョイントにはガタが無かったのでブーツ交換の為にブーツを取り外すとグリースが凄いことになってました(>_<)

新旧の比較。
劣化したグリースを取り除いた後にグリースを詰め直してブーツを取り付けました(*・ω・)ノ

カーエアコンサービスステーションをセット。

圧力チェックは問題なし♪
ですがエアコンガスクリーニングを施工します!
主な効果は
・性能維持
・故障予防
・燃費改善

まずはエアコンガスを回収~
ある程度回収したら、回収したガスに含まれていたエアコンオイルをパージします。
排出されてきたエアコンオイル。
蛍光剤が混ざってると黄色っぽいのが出てきます(^^;)

回収が終わったら真空引きをしながら回収したガスをクリーニングします。
ガスのクリーニング?って何かというと、不純物の除去ですね。水分や劣化したオイルや酸等を取り除いて、市販されている新品ガスよりも純度が高いガスに生まれ変わります(^^)
次はリークチェック。
真空状態を維持できるかどうか?で漏れを判断しています。
排出されたオイルと同量の新品オイルを注入。

ちなみにですが~デイトナのエアコンオイルを使用してます(*・ω・)ノ
最後にエアコンガスの充填。

規定量490グラムに対して回収量は215グラム。
外気温が低いことも要因の一つですが、規定量の半分程度のガス量でも施工前の吹き出し口温度は8℃でした(゜Д゜;)
コンプレッサーが不足しているガス量を補うために猛烈に仕事をしているからです。過度の仕事を長時間行うとどうなるか?人だったら恐い話ですね~((((;゜Д゜))))
自分の車は問題なく効いているから大丈夫!ではないですよー!

カーエアコンが家庭用のエアコンと大きく違うのは配管の継ぎ目や振動などによって、年間で3~10%程度のエアコンガスが抜けてしまうこと。
抜けるとどうなるか?
湿気として水分を取り込むことになり、その水分が原因で性能低下や漏れやコンプレッサーの焼き付きなどに繋がっていきます。
ワコーズのエアコン添加剤パワーエアコンプラスを追加で充填です!

・潤滑力を上げてエアコン使用時のパワーロスを低減、燃費の向上
・清浄分散性で内部の機能を回復させて冷却能力の向上
・安定した強い油膜を形成してコンプレッサーの作動音や振動を低減することによる静粛性の向上
Oリングのシール性を復活、システム全般の耐摩耗性と防食性を向上

今回は使用していませんが、パワーエアコンプラスを更に強化したパワーエアコンリキッドも在庫してます!
添加剤として単純にパワーアップしただけでなく、次世代エアコンガスのR1234yfに対応した唯一のエアコン添加剤です♪
施工後の確認。
吹き出し口温度は施工前からマイナス2℃の6℃に(≧∇≦)b

ブレーキフルード交換。
お店によっては交換と言いながらエア抜き程度だったりするところもあったり、、、(^^;)
圧送交換が可能な車種は圧送交換で確実に入れ替えます。

交換完了~
約1L使ってしっかりと交換してます(^^)
ヘッドライトは磨いて簡易コーティング~
綺麗になりました♪が、、、
ライトテスターで測ると光度不足(ノД`)
6400カンデラ必要なんですが4800カンデラです。
右側は7200カンデラでギリギリですが車検は通るレベル。

このままではマズいので一旦社外品のLEDバルブに入れ替えて~9400カンデラまで上がったので車検を通しました(^^;)
光度不足の原因はヘッドライトの黄ばみ、バルブの劣化が主な要因になるんですが、マツダ車はこの年式でもヘッドライト内部のリフレクターが劣化することがありまして(゜Д゜;)
今回はこれが原因ということでリフレクターの交換をします。ってか、部品としてリフレクターが供給されてることが珍しいような、、、(゜ロ゜;ノ)ノ
ちなみにですが~アテンザワゴンのヘッドライトユニットは定価で片側12万円ぐらいします (。・ω・。)

バンパーを外す必要があるのでアンダーカバーを一部外して
バンパーを取り外し。
で、ヘッドライトを取り外します。
プロジェクタータイプのヘッドライトは配光性に優れているのでカットラインが綺麗に出るんですが、光度が足りなくなることが多いような気がしますね(^^;)
ヘッドライトの裏側。
蓋を開けるとバルブが見えます。
バルブを取り外すと次はリフレクターの取り外し。
バルブの装着側は特に問題ありませんが
バルブの照射側は光沢が無く一部が焼けて劣化してました(゜Д゜;)
新旧比較。
右が新品なんですが光沢が違い過ぎます(^^;)
元々付いてたリフレクターの拡大。
バルブが入る穴の上側にバルブ焼けの跡が、、、
これだけくすんでいると光が反射しなくて当然ですよね(>_<)
ちなみに新品を拡大するとこんな感じ。
ヘッドライトに取り付けます。
ついでなので劣化しているであろう純正HIDバルブを社外LEDバルブに変更します(*・ω・)ノ


純正HIDバルブ。
スフィアライトのHID→LEDに変換するバルブ。
そのままポン付けは出来ないので、まずはベースを取り付けて
コネクターを繋ぎ

バルブや配線などを取り付け&固定して
カバーを戻します。
左ヘッドライトだけ交換してみました!

右ヘッドライト
左ヘッドライト
ぱっと見で明るさが違いますね~♪
右側も取り外して


リフレクターとバルブを交換。

最後に光軸を確認しましたが、ほぼズレは無し。
安価なバルブだと照射位置が純正バルブと変わるので光軸がズレたりカットラインが出なくなったりするんですが、しっかりと設計製造されたメーカーのバルブだと大丈夫だということです!

皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。

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