トヨタ プリウスα ZVW41W 2014年式 63700キロ

主に通勤で使ってて、一般的な年間走行距離より少な目ですね。

そんな感じで使ってるせいか、バッテリーは充電不足(^^;)


シーテックのバッテリーチャージャーで充電です(*・ω・)ノ

ワイパーゴム、発煙筒は交換。

エアコンフィルターも交換なんですが~新旧とも同じ物なので、色の違いは純粋に汚れということになります(^^;)

フロントブレーキ。
2年前と比べて、全然減ってないですね~

シリコーングリースを塗布して組み付けます!

リアブレーキ。
こちらも前回車検と比べてほとんど減ってないですね~

同じくシリコーングリースを塗布して組み付けです(^^)

エンジンオイル交換。

エレメントも交換します。

組み付け時にはガスケットにシリコーングリースを塗布してます♪

エンジンオイルはワコーズのプロステージSです(≧∇≦)b

ワコーズの添加剤で劣化した冷却水、エンジン内部の汚れ等の状態を回復させます(*´∀`*)ノ


ブレーキフルードはスキャンツールを使って確実なエア抜き&交換です。

ミッションのフルード交換。
このミッションに関しては圧送交換が出来ないので、ドレンアウトによる循環交換となります。
とはいえ、ドレンアウトでほぼ全量が抜けるのでマニュアルミッションのオイル交換に近い感覚です。

邪魔になるステーを外して

注入口であるリフィルプラグが緩むことを確認してから

ドレンプラグを外して排出。

全容量は3.4Lで約3Lほど抜けてきました(^^)

電気式CVTと言われるプリウスのミッションにはATFが使われているので、ワコーズATFプレミアムSをトルコン太郎にセットして

充填(*・ω・)ノ

ドレンアウトしたフルードを瓶に採取してみましたが、、、想定よりも真っ黒でした((((;゜Д゜))))

お次はエアコンガスクリーニング。

施工前の状態は数値上は全く問題ありませんが

規定量470グラムに対して回収量は275グラム(^^;)
半分ちょいしか入ってなくてもエアコンは効きます。なぜならば、その不足分をコンプレッサーが補ってくれてるから、、、
つまりコンプレッサーに対してはかなりの負担が掛かっているわけでして、その反動として故障というリスクが高まるという(^^;)

エアコンガスを規定量にすることでコンプレッサーの負担を軽減できたわけですが、エアコン添加剤を充填することで更にフリクションを低減することが出来る上に、エアコンの効きも更にアップします(*´∀`*)ノ

施工後の数値は施工前とほぼ同じですが、暖かい季節になるとかなりの差が出ると思います(^o^)

最後にヘッドライトの曇りを

磨いて除去した後にコーティングを施工して、全ての作業が完了となりました♪
ハイブリッド車って個人的な見解ですが、車検でお金が掛からないイメージです(^^)
ブレーキパッドは減らないしベルトは無いし、、、整備代が掛からないのはお客様にとっては喜ばしいことだと思いますが、果たしてそれで問題ないのか?
車検の点検項目だったり表面的には正しいと思いますが、ハイブリッド車はエンジンとモーターが状況に合わせて稼動しているので、エンジンが常に掛かってるわけではなく負担が少ないと思われがちですが、逆にエンジンの温度が上がらない為にスラッジやデポジットの蓄積が多くなります(゜Д゜;)
そういった汚れを除去するためには分解して直接取り除く方法もありますが、時間が掛かる分工賃も高くなってしまうので、不調という症状が出ていないとなかなかやらないですよね(^^;)
でも理想は症状が出るぐらいに悪化してからやるのではなく、症状が出ていないぐらいの汚れの蓄積が少ない段階で予防整備としてやるのがいいのかなと。
当店ではその辺を考えて車検時に各種添加剤をオススメしています(*・ω・)ノ
ATFやエアコンガスについても症状が出てからではなく、予防整備としての交換&施工が望ましいと思ってます。
損傷した部位はフルード交換やエアコンガス補充では直りませんからね。
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。