東京が坂の街であるのは有名な話。
「全力坂」という坂道を駆け登るテレビ番組があったり、タモリなどは、坂道を語らせれば学者さん顔負けで語るほどです。
そんな坂の街東京でも、街によって見せてくれる景色は変わってきます。
細かく入り組んだ坂の多い文京区に、ひとつひとつの坂道に歴史と由来とがある港区。
そんないろんな顔をもつ坂の街の中で、今回散歩に選んだのは大田区と品川区との境。
このあたりの坂の特徴は、どこまでも続く坂道。
東京に坂の多い理由のひとつに、台地の上に街が作られているということがあげられますが、ここ大田区と品川区との境は、ちょうどその台地が終わっている部分に当たります。
そのため、他の地域のようなうねったような坂道よりも、見通しの良い坂道が多いという特徴があります。
見通しの良い坂道は、坂を上り始めるとどこまでも上って行くような、下り始めると、どこまでも下り続けるような錯覚に陥ことがあり、左右に住宅が続いていると、まさに街が延々と続くかのように感じてしまいます。
上り下りは楽なことではありませんが、このあたりの街は、つい先へ先へと歩(ほ)を進めてしまう、そんな坂道ばかりの街なんです。
googleストーリー どまでも続く坂道 》》
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます