ダークに浸りすぎていては、マトモに生きていく事はままならないだろう。
グダグダなオレが、「ナントカ座」を何年も食うに食われずやっていた時期は、知る人は少ない。
知らないクセに、さも全部知ったかぶりでさんざん悪者扱いされ、たぶん今では出禁あつかいだろう。
だいたい弾き語りという演奏スタイルはどちらかというと嫌いで、
弾き語りにキーボード、弾き語りにドラム。そんなんは音楽のうちに入らないとオレは思ってきたから。
重厚なアンサンブル、高級感。
夢の時間を提供するエンターテイメント。それが本当の音楽🎧
それにあの場所は、魑魅魍魎がウヨウヨいて、しがみついてくる。
オレは、人生の大事な時期をあそこで失った。
建物自体はいいとこ崩壊寸前だろう。
70年も80年も経っている。よく保ったものだ。今度、デカイ地震がきたらアウトだろう。柱が各所ひび割れている。
今にも2階部分が階下にドカン!と落ちそうだ。
再建するには莫大な費用がかかる。
それ捻出してまで再興するチカラは誰にもあるはずはない。
離れて本当に良かった。
失われたもの、時間はとてつもなく大きい。
孤独だが、明るく平和な未来を築いていこう。