夫(肺癌)&母(歯肉癌)共に癌患者に~(見守り日記)

  夫と母が同時期に癌患者に。。。
  あたふたしながらの看護日記です。

TS-1

2012年11月17日 | 夫の事

一か月ぶりの更新です  滝汗

この一か月私の体調も悪かったのですが、孫ちゃんがウイルス性腸炎で4日間入院してその後我が家でお預かりしていたら、その後夫も下痢に見舞われて、孫からの感染かと思いましたが、単なる腸炎でほっ!でした。

でも、食事がとれずまた痩せちゃいましたw

 

今月1日にCT検査をしたのですが、結果は左右の癌腫瘍とも一回り以上大きくなってしまいました。

胸水は認められていませんが、2階の自室の戻るのも息切れが酷いので、食事やお茶を運ぶ事も多くなりました。

先週の受診で、今の状態では抗がん剤は薦め難いが、最後の抗がん剤として主治医がTS-1を挙げました。

母の歯肉癌の時もTS-1を使いましたが、副作用は便秘ぐらいだったけど効果はなかったわ。

夫も抗がん剤治療はもうしないと言っていたものの、これが最後の治療方法と聞き・・・・・

TS-1は経口剤なので負担も少ないからと、試してみることになりました。

普通は4週間朝夕に投与し1週間休みが1クールだそうですが、体力を考えて2週間投与で1週間お休みが1クールとなりました。

普段から便秘がちなので、別に下剤の頓服も処方して頂き、今のところ副作用も出ず(いつも副作用は余りでないです)順調に過ごしています。

 

夫が下痢になった時受診が出来なかったので、私が主治医とお話しさせて頂く機会が持てました。

夫と一緒の時は話せない事があるので色々と相談に乗ってもらいました。

以前から言われているホスピスの件も、病院を紹介してもらったり、療養型の病院のお話も聞かせて頂きましたが、療養型の病院は介護が中心なので夫の病状に合う病院は無さそうです。

大阪は緩和治療の病院が少ないので最悪(自宅看護)の場合も考えておかないといけないので、介護認定も申請した方が良いかなと思っていますが、現在の状態では支援の認定も?

主治医も、お正月は何とか迎えられそうと言ってくれたのが嬉しかったです。

でも、風邪などはくれぐれも注意と念を押されました。

 

今年は母が亡くなったのでお正月のお祝いは出来ませんが、夫は最後のお正月になるかも知れないので、初めてお節を注文しました。

数の子と黒豆位しか食べない夫ですのでいつも自前ですが、立派な三段重のお節でお祝いしようと目論んでいる暢気な嫁です。

 その為にもTS-1の効果を願っています。