夫(肺癌)&母(歯肉癌)共に癌患者に~(見守り日記)

  夫と母が同時期に癌患者に。。。
  あたふたしながらの看護日記です。

CTの検査結果

2012年06月13日 | 夫の事
先週受けたCTの検査結果を知らせてもらいました。
案の定、結果は良くありませんでした。

昨年8月のCT検査報告書
右肺S8肺底に約部6㎝大の周囲にspiculaを伴う mass 1esionがみられ、肺がんが疑われます。
胸膜はひきつれ胸水も見られます。
胸膜浸潤がみられ、横隔膜への浸潤も疑われます。
更にS8中枢側に径3㎝弱の不整形結節を認め、肺門部のリンパ節metaと考えます。
左S6中枢側に径2.5㎝大、末梢側にも径2.5㎝大の腫瘤を認めます。
これらは肺内転移の可能性が疑われます。
両肺上葉優位に気腫性変化、肺底部には蜂 影を伴う間質性変化が見られます。
気管分岐下に転移を疑うリンパ節腫大(+)。
両肺門にも軽度のリンパ節腫大を認め、転移の可能性が疑われます。
胃前庭部から十二指腸に浮腫性の壁肥厚も疑われます。


近所の医院でこの報告書とCDを受け取り、病院の紹介を受けました。
報告書の内容は詳しくは説明を受けず、肺癌の告知のみを受け、自宅に帰ってこの報告書の内容がよく解からないものの(今もよく解っていませんが)深刻な状態だと思いました。

現在の病院の最初の担当医は、治療に関しては「手術と放射線治療はできないので化学療法で行きます」と言われ治療の選択肢はありませんでした。
月4回の化学療法を4クールで効果が表れたのでその後は経過を見て、悪くなればまた化学療法を行い癌と戦っていきましょうと言っておられました。

4月に主治医が変わり、今回のCT検査で元の状態に戻ったので治療方法(化学療法か緩和治療)の選択を聞かれました。
2回目となる化学療法は効果が薄れあまり期待でき無いことと、前回あまり出なかった副作用も出る可能性が大きいと言われました。

当初から癌のステージが4期と言われていましたが、5年生存のパーセンテージや余命の告知も受けてなかったので、緩和治療の選択も有り得る事を聞かれて一寸びっくりしました。

夫より先に「化学療法の治療、お願いします」と言ってしまいました。

夫も・・・・・同意してくれました。
頭部のMRI検査で転移の有無を確かめてから治療方法を決めるそうです。
病室の空き次第ですが来週には再入院の予定です。
入院準備も2回目ですし、前回の持ち物リストもあるので病院からの連絡が入ってからで大丈夫

夫はがっくり、往生際が相変わらず悪いです。