仙露軒日常

利根川べりの仙露軒にすめる初老のおやじのつぶやきごと。ご笑止、ご笑止。

お包み

2011年01月25日 | 茶の湯

家元の初釜にいくら包むかと言う話題になった。

受付ではいちいち金額のチェックもなく

脇の箱に投げ入れていくという話。

お稽古場にいあわせた一人の方が、

どーせわかんないんだったら

五千円でも一万円でもいいんじゃない。

至極ごもっともな最近のドライ感覚の発言でした。

ものごとには相場というものがあり、

それを弁えた方だけが行くんじゃないの。

いくらでもばれないからいいなんて方は

それこそ五千円だってもったいなくて

最初から行かないんじゃないかな。

茶の湯ってそもそも生活感覚からしたら

ムダなことをたくさんしてますよね。

でもそのムダが遊びであり心の糧なんじゃないですかね。

十円饅頭で百均の茶筅で自宅でお茶点ててもすむことですものね。

 

 


8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すいません (のお)
2011-01-27 19:48:27
10円饅頭は買ったことがありませんが、
100均の茶筅愛用してます
もっとも100円ではなく300円ですが。

けっこう形状記憶でいい感じですが。
返信する
Unknown (名無の琵琶)
2011-01-27 22:14:14
ぼくも同じです
べつにたかい茶筅は使いません
お茶菓子も生菓子の高いのは食べませんね
炉の炭も大阪池田の菊炭なんかではなく
国産の安い楢なんかの炭を使っています
花も家の周りの名も知らない花も使います
掛物は沢庵とか慈円さんの懐紙とか二条切なんかを掛けますが
茶入れ、棗、茶杓なんか稽古用のものしかないです
でも、皆さんそれでも喜んでくれますよ
返信する
名筆! (雲州)
2011-01-28 06:19:35
>慈円さんの懐紙とか二条切

す、すごいですなあ!
ウチはせいぜい伝慈円筆の高瀬切ですが、
ありゃ室町頃の転写本の断簡です。
本歌は高松宮さん旧蔵の手鑑に
貼られております。
返信する
Unknown (名無の琵琶)
2011-01-28 07:33:47
雲州さま
「古筆への誘い」と出光で拝見しました
転写本とのことですがいいですね
返信する
書き込みかたじけなく (亭主)
2011-01-28 17:28:20
のおさん
正しくは315円ですね。
茶筅は筆の勢いでございまして。
皆様のそれぞれのお楽しみ。

名無の琵琶さま
ようこそ…お越しくださいました。
掛け物こそ第一の道具ですから
名無の琵琶さんのような茶会が理想かもしれませんね。

雲州どの
強敵あらわるるですね~。
古筆切の一本勝負茶会お呼ばれしたいものです。

返信する
高瀬切 ( 雲州)
2011-01-29 09:24:33
>「古筆への誘い」と出光で拝見

国文研にいらしたK氏と、
出光のB学芸員に頼まれ、
2度ほど展観に供したことがあります。
お目にとまりお恥ずかしい次第。

ツレが「なごみ」に
掲載されていたことがありましたなあ。

明月記の断簡などは、
茶席に向きますか?

順徳天皇御禊記事の一部分
(冷泉家→円満院旧蔵)を
実は1幅秘蔵しておりまする。
返信する
Unknown (名無の琵琶)
2011-01-29 15:30:53
亭主様
他では聞けないような記述を
拝見しましたので、思わずコメントを
してしまいました
失礼しました。
これからもよろしくお願いします

雲州さま
明月記がお茶席でかかる
それは喜ばれるでしょうね
いいなあ
返信する
おきがねなく (亭主)
2011-01-30 21:27:36
名無の琵琶様
どうぞおきがねなくお書き込みください。
雲州殿はその筋の目利きですから
きっと古筆のお話で花が咲くかと。
返信する

コメントを投稿