国民文化祭京都大会が行われています。
29日と30日に出かけてきました。
29日はなんと和服の人は市バス・地下鉄無料とのことでしたので
和服で一日うろうろとしていました。
今回のメインはなんと言っても北野天満宮での正式俳諧(しょうしき)。
北野天満宮に奉納されるのですからまさに本場中の本場。
次はいつこの機会に恵まれるかわかりませんので、
高知の全国大学国語教育の大会をキャンセルして出かけてきました。
しかも、現在京都連句キョーカイの会長であるT先生にお頼みしたら
来賓として神楽殿に座らせていただき献句までさせていただきました。
まことに名誉なことです。
ちなみに和歌は住吉社、連歌とその流れをくむ連句は北野社がそれぞれ奉納の本場となっています。
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/pub/tree/kitano.php
ガマ大学とも深く関わる神社でもあります。
ちなみにしばしば連句と連歌の違いを聞かれますが
形式は同じです。
ただし用語が歌語を重点に置いているものが連歌で
平談俗語を用いて作られている滑稽・諧謔を主としたものが連句です。
ですから連句の懐紙には「誹諧之連歌」と書かれています。