休むに似ている

「バカの考え」だけに(笑)。

『王と鳥』

2008年09月04日 | アニメ
映画『王と鳥』公式サイト

改作前『やぶにらみの暴君』(こちらも見たい)。

宮崎駿・高畑勲両氏に絶大な影響を与えたとして、
あまりに有名なアニメ映画(ジブリが出してるんですね)。

・・・・・・あああ、な~るほど(笑)。

テーマ性も映像も、こりゃ影響受けまくりですわ。
(宮崎さんの場合、洗練されて影響受けたと感じさせないのですが)
城の形状、エレベーターの形状と動き。
それから城→街へ逃げるパターンはカリオストロの逆。
紐を引っ張ったりチェスの駒を動かしたら落とし穴どーん。
カリオストロ「どうやって遊んでくれるのかな?」とか
「ガミラスに下品な男は(以下略)」とかの元祖じゃないかと。
他にも、搭乗型巨大ロボットの登場は、アニメ史上初だそうで。

王を賞賛する部品として扱き使われていた羊飼いがブチ切れ、
飼われていた猛獣たちと共に反乱起こしてひっくり返すのは、
流石にフランス映画。革命ですよ革命。ホルスですよホルス。
まっさらな大地に戻り、最初からスタートですよ。
実際、作品としても面白いし楽しいし名作の部類でしょう。

ちなみに、盲目の手回しオルガン弾きの元ネタは、この人
監督のグリモー氏来日時に、ご本人からそう言われたんそうで。
唐沢俊一の『ブジオ』で、御本人曰く(うろ覚え)
「私がいなかったら『王と鳥』も存在しなかったわけで、
 『王と鳥』がなければ宮崎駿も高畑勲も生まれなかった。
 よって、スタジオジブリがあるのは私のおかげ」・・・だと(笑)

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