休むに似ている

「バカの考え」だけに(笑)。

枡谷猛(タケシ) 『四丁目の怪人くん』

2007年08月03日 | バカ漫画
先日、上京した際、こちらに行って参りました。

今年のトンデモ本大賞は会場大爆笑となった傑作
『人類の黙示録(文芸社)』

しかしこの作者「枡谷猛」なる人物、
プロフィールの中に「漫画家」て経歴もありまして、
こりゃあの人ではないかと思ったのが画像の作品。

枡谷タケシ『四丁目の怪人くん(創美社JSC)』
帰省後に調べてみましたが、この人で間違いないようです。

IQ300の天才少年・富樫才蔵くんの、素晴らしき珍発明が
巻き起こす大騒動を描いたギャグ漫画なのですが、
その発明品やらその理屈やらがもうイッちゃっております。

・百円玉製造機の原料が「空気」だったり
・四次元コイル(メビウスの帯の原理)を用いて作ったマシンバットで、
 磁石の同極が反発するのを利用してホームラン百発百中とか
・その場外ホームランをキャッチするマシーンの原理が
 ①特殊電波つき望遠鏡でボールの写真をとる
 ②レーダーに直結したレーザー光線でボールを原子に分解
 ③ボールのネガ写真を基に、空間を原料として第○超平面に
  そっくりのボールをつくって、それをキャッチ。アウト。
・才蔵は、妊娠中の母親がヒポクラテスの胎教の本を信じて、
 天才に生まれるよう願ったためこういう発明バカに
・盗塁するために早く走れるスパイクを発明。その解説が
 > ふたつのベースの間に、電界を作っておかなくちゃ。
 > このスパイクからは、陰イオンが発生していて…
 > 前方のベースに吸引されるんだ。
 > しかも、天空にあるケンタウロス方向の宇宙電界
 > 呼応して、体にかかる重力を大幅に弱めている。

………ギャグ漫画でなければ、これ完全な電波です。