ひなたぼっこ

うさぎのシロと仲良し主婦の日記

あちらの世界

2018-11-23 19:24:37 | 日記
もう9年くらい前のことでしょうか。
まだ、実家の母親が病院に入院していた頃のこと。
ひとりのおじいちゃんが、ナースステーションのカウンター付近で、誰かと話していました。それはもう懐かしそうにうれしそうに、「おお~○○やないか!」なんて。
わたしはてっきり、電話で、誰かとお話をされているものとばかり思っていましたが、よ~く見るとだあれもいません。電話もないんです。
わたしの母親も、晩年は認知症でしたが、うちのばあちゃん(主人の母)も今、そうなんですよね…
週3日くらい、病院に洗濯物を取りに行くついでに、食事の介助をするのですが、いつも見えない誰かとおしゃべりしています。
「誰とおはなししてるのぉ?」と聞くと、「なに?あんたみえんのかね?ほれ、そこにおるがね!」などと、怒られます。
最初の頃は、「わたしには見えんわ(。-∀-)」と、言ったりしましたが、最近は、興奮させると面倒くさいことになるので、「あ~ほんとやねぇ」なーんて、話を合わせてますけどね~(^-^;
でも。驚くことがありまして。
「葬式があったで、香典持って行って」と言うので、「またまた、へんなこと言っとるわ」と思っていたりすると、本当に知り合いの人が亡くなっていたりしているんですよね…

もしかしてもしかしたら…
認知症の人って、ときどき、あちらの世界の人と交信しているのかも。と思うのです。

ふふ。いつも誰かとおはなししてるばあちゃん。さみしくなくてしあわせそうだ。
なーんてね( *´︶`*)
あ。でも、ときどき、わたしの悪口を誰かに言ってたりもするけれど(*^ω^*)
コメント (2)
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