コレステロールは細菌やウイルスに対抗し死亡率を低下させる
日本脂質栄養学会は、コレステロール論争で、
動脈硬化による心疾患や脳卒中の原因がコレステロールではないこと(遺伝性疾患の家族性高コレステロール血症の人は除く)
コレステロールをスタチンなどで低下させると、感染症と癌などが増えて、総死亡率が上がること
スタチンなどのコレステロール低下剤は、動脈硬化とそれに伴う心疾患や脳卒中を予防しないこと
を証明しました。
その日本脂質栄養学会の関係者が、学術雑誌「脂質栄養学 第20巻、第1号(2011) p.47-58」に、コレステロールが細菌やウイルスに対抗し死亡率を低下させることをまとめられているので紹介します。
コレステロールは、ウイルスや細菌を無力化して長寿をもたらしますから、肉、卵、魚、バター、ラード、チーズなどを食べて、コレステロールを増やして、ウイルスや細菌に対する抵抗力をつけて長生きしましょう。
ワイロまみれの日本動脈硬化学会やそれとグルの内科系の学会の大嘘は無視しましょう。
文献
コレステロール理論の諸問題
浜崎智仁
富山大学 和漢医薬学総合研究所
脂質栄養学 第20巻、第1号(2011) p.47-58
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jln/20/1/20_1_47/_pdf/-char/ja
『実は、リポタンパクはバクテリアやウィルスを中和する作用があり、すでに20報ほどの報告がある(表3および以下に記載)。
表3はRavnskovの論文16)からの転載であるが、他にも、動物実験ではリポ蛋白が、非特異性免疫の最前線で働いていることが分かる。
遺伝子操作で家族性高コレステロール血症にしたマウスは、リポポリサッカライド(LPS)に対し8倍強くなる17);
前もってヒトのLDLを投与するとLPSで死なずにすむ18);
LDLはビブリオ感染による死亡率を軽減する19)、などである。
さらに19世紀のオランダでは、家族性高コレステロール血症の人達の死亡率は低かった20)。
これは当時感染症が最大の死因であったからだ。』