このブログに対するある医師のサイトのひどい記事への対応
ある日、私のブログへのアクセス数がいきなり4倍に増えたため不審に思って調べてみると、ある医師のサイトに、私のブログと私に対するひどい批判記事が掲載され、私のブログにリンクが張られていることが分かりました。
その記載の主張は、以下の通りです。
(1)私がブログで学術資料として引用していた医薬ビジランスセンターの浜六郎理事長が書かれたワセリンの有害性の記事は非科学的であり騙しである
(2)私がワクチン否定論者である
(3)私が記事を引用翻訳しているカナダのGlobal Researchグロバリゼーション研究センターのミッシェル・チョスドスキー、カナダ・オタワ大学教授(経済学)は、嘘を垂れ流している陰謀論のサイトであるとWikipedia英語版に書かれているので信頼性が無い。
これに対して、以下、私の見解をまとめておきます。
(1)私がブログで学術資料として引用していた医薬ビジランスセンターの浜六郎理事長が書かれたワセリンの有害性の記事は非科学的であり騙しである
医師のサイトで問題とされたのは、浜理事長の次の記載です
命を脅かす医学常識 (別冊宝島) (別冊宝島 1727 ホーム) (大型本) 浜六郎(著) p.78
『もうひとつの要注意物質は、ワセリンなどの保湿剤やタール剤です。プロトピック軟膏の承認のための動物実験をみると、紫外線照射だけに比べ、ワセリンを加えると発癌時期が早まっています。ワセリンは石油化学製品の一種であることに改めて思い至りました。
ステロイド剤で起きた皮膚炎の悪化は、ステロイド剤だけでなく、保湿剤も完全に中止しなければ治らないことが多いのですが、それは、ワセリンにも免疫抑制作用があるためではないかと私は強く疑っています。タール剤の効果もおそらく免疫抑制作用によるものでしょう。』
批判した人の投稿内容(誤字は原文のままにしてあります)
『先生ほサイトで時々紹介されているこのサイト内にはワセリンで発がん などととんでもない事が書いてあります。
なお,ワクチン否定論者です。
ワクチンはともかく,ワセリンが石油生物だから使用を止めよという論はおかしいと思います。。』
これに対する医師の評価は
『重要なご指摘,ありがとうございます。たしかに読んでみると,トンデモ内容ですね。しかも,「一見科学っぽい」ので騙される人は騙されちゃう。』
私の反論
問題とされている文章は、医薬ビジランスセンターの浜六郎理事長が、医療用医薬品の小児用プロトピック(免疫抑制剤のタクロリムス)軟膏の承認申請資料を評価して書かれたものです。
つまり、根拠となっている資料は、医療用医薬品の申請資料として厚労省とPmdaに提出され、受理・審査されているものですから、科学的に正しい評価が行われているものです。
その内容を浜理事長が評価されて、本にあのような記載をされています。
医薬ビジランスセンターの浜六郎理事長は、製薬会社から1円も金を受け取らずに、医療情報の客観的な評価を行い、情報を発信されている方です。
また、日本の医療を支配する厚生労働省の御用学者でもありません。
浜理事長は、数多くの医療訴訟や薬害裁判で資料・鑑定書などを作成し、数多くの医薬品の疫学データを解析された日本の薬剤疫学の専門家の方です。
また、イギリス政府が出資してコクラン共同計画が行ったタミフルの評価研究にも参加され、国際的にも活躍されています。
ですから、その能力は、国際的にも通用するものです。
もし、あの本の記載に疑念があるのならば、浜理事長に根拠となるデータの開示を依頼されることをお勧めします。
より確実な根拠となる生データが入手できると思われます。
私の手元には詳細なデータはありません。
(2)私がワクチン否定論者である
結論から言うと、私はワクチン否定論者ではありません。
私がワクチン薬害を調査し始めたのは、HPVワクチン薬害が日本で大問題となり、前途ある多くの若い女性たちが死んだり、多大な健康被害を受けているのに、医師・厚労省・学会の対応のあまりのひどさがきっかけです。
有効性と安全性が確実に評価され、安全性が保障されるものならば、そのワクチンを受け入れます。
しかし、評価がされていない・不十分である、不正な評価がされている、捏造やごまかしが行われている、薬害が起きているのに無視されたり隠されたり被害者が医師から悪質な犯罪的な仕打ちを受けている、という不正なワクチンを受け入れることはできませんとブログに書いているだけです。
ワクチンが問題ないと言われるのならば、その科学的証拠を隠さずに騙さずに示してください。
この点は、ウイルス学とワクチン学が専門の、製薬会社から金をもらっていない医学者の方の見解を信頼しています。
例えば、2001年アメリカ国立衛生研究所NIHに留学、専門はウイルス学・ワクチン学で、主にノロウイルス、ロタウイルスを研究されていた本間真二郎医師の見解は信頼しています。
2020/02/07追加 ワクチンの隠されている問題点の解説: 本間真二郎医師(ウイルス学・ワクチン学が専門)による
また、母里啓子医学博士、元・国立保健医療科学院疫学部感染症室長の著書の見解も信頼しています。
このお二人の方は、市民の側、子供の側に立って、人の命と健康を第一に考えた行動をされている方です。
ウイルス学・ワクチン学について何も知らない素人のくせに、お金だけを考える愚かな医師や医学者ではないのです。
医学の基本である有効性と安全性の十分な評価がされていないこと、そしてそれらの情報が隠されているのでは、信頼できません。
私が問題としているのは、この点です。
ろくに何も知らずに「ワクチン否定論者」という偽りのレッテルを張り付けるのは、許しがたい卑劣な手口です。
このようなことを書いた人が、ワクチンで人や子供が死んでもかまわないと言いはるのなら、その人は人ではなく悪魔です。
(3)私が記事を引用翻訳しているカナダのGlobal Researchグロバリゼーション研究センターのミッシェル・チョスドスキー、カナダ・オタワ大学教授(経済学)は、嘘を垂れ流している陰謀論のサイトであるとWikipedia英語版に書かれているので信頼性が無い。
まず最初に、Wikipediaに書かれている内容には、信頼性が無いことがあると言われています。
世界を動かしている巨大財閥・グローバル企業、そしてそれらが支配している世界銀行、IMFなどの国際機関に関する記載は、削除されたり改変されることが数多くあります。
この連中は、都合の悪いことが書かれると、Wikipediaに圧力をかけて消したり、書いている相手を陥れる内容のものをWikipediaに書いています。
Global Researchグロバリゼーション研究センターは、ミッシェル・チョスドスキー、カナダ・オタワ大学教授(経済学)が所長を務める金融権力の動向の研究所です。
チョスドスキー教授は、発展途上国の経済と市民の生活が、世界銀行、IMF、シカゴ学派、そしてその背後にいる米国政府と財閥の進める構造調整により破壊され、貧困化が起きている事実を実際に発展途上国に行って調査され、市民の視点から本を書かれています。また、9.11とイラク戦争の調査もされています。
貧困の世界化―IMFと世界銀行による構造調整の衝撃 (日本語) 単行本 – 1999/5/1
ミシェル チョスドフスキー (著), 郭 洋春 (原著, 翻訳), & 1 その他
アメリカの謀略戦争―9.11の真相とイラク戦争 (日本語) 単行本 – 2003/11/1
ミッシェル チョスドスキー (著), Michel Chossudovsky (原著), & 1 その他
そして、金融権力の動向を世界に示すためにGlobal Researchを開設され、世界の様々な専門家の記事を掲載しています。
その内容は、玉石混交になっています。
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2020/05/24追加
チョスドスキー教授の経歴がサイトに公開されています。Google翻訳でご覧ください。
Michel Chossudovsky: Biographical Summary
Global Research, May 24, 2020
https://www.globalresearch.ca/michel-chossudovsky-biographical-summary/5580999
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私が選んでいるのは、欧米で良く知られた信頼のできる人の記事です。
例えば、ビル・ゲイツと金融権力やアメリカ政府・ロックフェラー財閥の研究家のF.ウィリアム イングドール氏、
ロバートF.ケネディ司法長官の息子、および米国大統領ジョンF.ケネディの甥であるロバートF.ケネディJr氏(欧米に幅広い人脈と情報源を持つケネディ家の人物で子供の健康を第一に考えている人)、
アメリカのワクチン問題の専門家のマイク・アダムス氏です。
F.ウィリアム イングドール氏の邦訳されている著書には、次のものがあります。
本のタイトルは、出版社が日本で売るために人目を引くようにつけたもので、原本のタイトルとは全く異なります。
ロックフェラーの完全支配 マネートラスト(金融・詐欺)編 (超知ライブラリー) (日本語) 単行本 – 2011/2/25
マネーハンドラー ロックフェラーの完全支配 【アグリスーティカル(食糧・医薬)】編 (超知ライブラリー 53) 単行本 – 2010/4/29
ロックフェラーの完全支配 ジオポリティックス(石油・戦争)編 (超知ライブラリー) (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2010/9/30
ペンタゴン 戦慄の完全支配 核兵器と謀略的民主化で実現する新世界秩序 (超知ライブラリー) (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2011/10/20