上段:
「プロパガンダ教本、こんなにチョロイ大衆の騙し方」、エドワード バーネイズ(著)、中田安彦(翻訳)、成甲書房(2007/7/3)
ナチス・ドイツの宣伝大臣ゲッペルス
『世界を牛耳る洗脳機関 タヴィストック研究所の謎』 2013/12/15ダニエル・エスチューリン (著), 富永和子 (翻訳)
『ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫) 高木徹著 2005/6/15』
カナダのジャーナリスト、ナオミ・クラインが2007年に著した書籍『ショック・ドクトリン』
下段
日本の小泉首相による「構造改革なくして景気回復なし」というプロパガンダ
『日本テレビとCIA 発掘された「正力ファイル」2006/10/17 有馬 哲夫』
アメリカCIAの秘密工作員で暗号名「ポダム」と呼ばれていた読売新聞社主の正力松太郎
政治家の中曽根康弘がアメリカのロックフェラーの意向を受けて原子力発電を日本に導入
私物国家―日本の黒幕の系図 – 1997/10広瀬 隆 (著)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
2020/02/15改訂
本文の本にアマゾンのリンクを追加しました
情報戦争Infowar
新聞、ラジオ、テレビ、ネットなどのメディアの支配による大衆の洗脳とマインドコントロール、つまり情報戦争Infowarの心理戦については、古典的な教科書として
「プロパガンダ教本、こんなにチョロイ大衆の騙し方」、エドワード バーネイズ(著)、中田安彦(翻訳)、成甲書房(2007/7/3)
が出版されています。
政府、行政機関、企業、団体、マスメディア、政党、宗教、軍隊などが、広告宣伝する際の基本がまとめられています。
エドワード・バーネイズは、20世紀の最も影響力を及ぼしたアメリカ人のトップ100の中にあると、アメリカの財閥が発行している雑誌である『ライフ』誌によって評価されています。
心理戦で良く使われる方法は、悪魔化demonization(極悪非道と決めつけること、例えばブッシュ大統領の「Axis of evil悪の枢軸」)、馬鹿げたもののようにでっち上げること、有害なものを安全であるかのように見せかける、無効なものを有効であるように偽る、などです。
このような手法が、医療を含む数多くの分野で頻繁に使われています。
コレステロールの「悪魔化demonization」は、歴史的に非常に成功した代物で、これにより世界で累計で100兆円以上の売り上げがあります。
ナチス・ドイツの宣伝大臣ゲッペルスは、バーネイズの書いた「プロパガンダ教本」を座右の書として愛読し、ヒトラー政権とナチス第三帝国の戦争戦略のプロパガンダを行ないました。
『パウル・ヨーゼフ・ゲッベルス(Paul Joseph Goebbels、1897年10月29日 – 1945年5月1日)は、ドイツの政治家。国家社会主義ドイツ労働者党第3代宣伝全国指導者、初代国民啓蒙・宣伝大臣です。
「プロパガンダの天才」「小さなドクトル」と称され、アドルフ・ヒトラーの政権掌握とナチス党政権下のドイツの体制維持に辣腕を発揮した。
敗戦の直前、ヒトラーの遺書によってドイツ国首相に任命されるが、直後に家族とともに自殺した。』
(Wikipedia引用終わり)
「ヨーゼフ・ゲッベルス(ナチスドイツの宣伝大臣)語録」が次のサイトにあります:
http://meigennooukoku.net/blog-entry-2182.html
「小さな嘘より大きな嘘に大衆は騙される」
「嘘も100回言えば本当になる」
「嘘も毎日つけば真実になる」
「プロパガンダの本質とは、こういってよければ芸術である。そしてプロパガンダ担当者は、言葉の最も真実の意味で、大衆心理の芸術家である。その最重要任務は、毎日毎時間、大衆の心臓に耳を寄せて、その鼓動を聞き取り、その鼓動の調子に合わせて対策を立てることにある」
「プロパガンダの秘訣とは、狙った人物を、本人がそれとはまったく気づかぬようにして、プロパガンダの理念にたっぷりと浸らせることである。いうまでもなくプロパガンダには目的がある。しかしこの目的は抜け目なく覆い隠されていなければならない。その目的を達成すべき相手が、それとはまったく気づかないほどに」
(引用終了)
『世界を牛耳る洗脳機関 タヴィストック研究所の謎』 2013/12/15ダニエル・エスチューリン (著), 富永和子 (翻訳)
という本もあります。
精神病学者のジークムント・フロイトが大きく関与していたイギリス・ロンドンの心理戦専門研究所であるタヴィストック研究所は、欧米の金融権力が運営する大衆支配のための研究所だと言われています。
心理戦プロパガンダの実戦的な事例としては、『ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫) 高木徹著 2005/6/15』があります。
この事例は、実際に大量虐殺が行われた旧ユーゴスラビアのボスニア戦争と、欧米のメディアを利用した計画的・戦略的な心理戦がオーバーラップしていますから、非常に不気味な内容になっています。
第二次世界大戦で大日本帝国の大本営が行った「大本営発表」も典型的な心理戦のプロパガンダです。
カナダのジャーナリスト、ナオミ・クラインが2007年に著した書籍『ショック・ドクトリン』は、情報戦争による経済支配を暴露しています。
アマゾンの書籍紹介:
『本書は、アメリカの自由市場主義がどのように世界を支配したか、その神話を暴いている。ショック・ドクトリンとは、「惨事便乗型資本主義=大惨事につけこんで実施される過激な市場原理主義改革」のことである。アメリカ政府とグローバル企業は、戦争、津波やハリケーンなどの自然災害、政変などの危機につけこんで、あるいはそれを意識的に招いて、人びとがショックと茫然自失から覚める前に、およそ不可能と思われた過激な経済改革を強行する…。ショック・ドクトリンの源は、ケインズ主義に反対して徹底的な市場至上主義、規制撤廃、民営化を主張したアメリカの経済学者ミルトン・フリードマンであり、過激な荒療治の発想には、個人の精神を破壊して言いなりにさせる「ショック療法」=アメリカCIAによる拷問手法が重なる。』
日本の小泉首相による「構造改革なくして景気回復なし」というプロパガンダは、バブル崩壊後の景気後退という惨状の中で、平常時にはあり得ない過激な経済改革を実行し、アメリカの経済学者ミルトン・フリードマンの市場原理主義、金融自由化を日本で推し進めるためのものでした。
小泉はアメリカの財閥の飼い犬だったのです。
日本のマスコミでは、国営放送のNHKはアメリカの操り人形の政治家や官僚が支配し、5大新聞の資本の真の支配者が誰かは知りませんが、右派・産経と左派・朝日の違いはあっても、ロックフェラーの支配するアメリカ寄りの報道しかしません。テレビも同様です。
このような日本のマスコミのシステムは、アメリカ軍による日本占領時代に作られたと推定しています。
日本テレビ放送網(日テレ)は、アメリカCIAの秘密工作員で暗号名「ポダム」と呼ばれていた読売新聞社主の正力松太郎が、アメリカCIAのためのプロパガンダ放送を行うために作りあげたテレビ・ネットワークです。
『日本テレビとCIA 発掘された「正力ファイル」2006/10/17 有馬 哲夫』
という本もあります。
正力松太郎は、政治家の中曽根康弘がアメリカのロックフェラーの意向を受けて原子力発電を日本に導入する時に政治プロパガンダを流しました。原子力の日本への導入は、3.11の福島の悲劇へとつながりました。
この件については、Wikipediaの「正力松太郎」のページに比較的詳しく書かれています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%8A%9B%E6%9D%BE%E5%A4%AA%E9%83%8E
CIAの協力者としての活動[編集]
早稲田大学教授の有馬哲夫が、週刊新潮2006年2月16日号で、正力が戦犯不起訴で巣鴨プリズン出獄後に中央情報局(CIA)の非公然の工作に協力していたことをアメリカ国立公文書記録管理局によって公開された外交文書(メリーランド州の同局新館に保管されている)を基に明らかにし、反響を呼んだ。有馬は日テレとCIAの関連年表も作成しており[35]、その中でアメリカ対日協議会の面々を登場させ、日テレとの密接な関係を抉り出している。
米国中央情報局は、旧ソ連との冷戦体制のなか、日本に原子力を輸出するために‘KMCASHIR’という作戦名の心理戦を繰り広げ、日本国民の原子力に対する恐怖心を取り除くよう、読売新聞率いる正力のメディア力を利用した[20]。アメリカ政府はCIA諜報部員ダニエル・スタンレー・ワトソン(Daniel Stanley Watson, のちに服部智恵子の娘・繁子と結婚し、東南アジア、メキシコでスパイ任務にあたった)を日本へ派遣し、米国のプロパガンダ「平和のための原子力」を大衆に浸透させるため、正力と親しい柴田秀利と接触した[19]。
日本へのテレビ放送の導入と原子力発電の導入について、正力はCIAと利害が一致していたので協力し合うことになった。その結果、正力の個人コードネームとして「podam」(英:我、通報す)及び「pojacpot-1」が与えられ、組織としての読売新聞社、そして日本テレビ放送網を示すコードネームは「podalton」と付けられ、この二者を通じて日本政界に介入する計画が「Operation Podalton」と呼ばれた。これらの件に関する大量のファイルがアメリカ国立第二公文書館に残ることになったen:Psychological_Strategy_Board(アメリカ国立公文書 Records Relating to the Psychological Strategy Board Working Files 1951-53)[36][37]。正力と共に日本のテレビ放送導入に関わった柴田秀利は「pohalt」というコードネームを与えられた。
CIAに正力を推薦したのは、上院議員カール・ムントであると、ベンジャミン・フルフォードは主張している[38]。なお、CIAは「正力は思いのままに操れるような人間ではなく、気をつけないと、知らないうちに自分たちを利用しかねない人間だった」と評価している[39]。(Wikipedia引用終わり)
日本の支配階級は、いまだに天皇家を中心とする源氏と平家の血筋を引く一族であることが、広瀬隆氏の研究書
地球のゆくえ1994/7 広瀬 隆
私物国家―日本の黒幕の系図 – 1997/10広瀬 隆 (著)
に示されています。
この金と権力を第一の目的とする政略結婚により形成された閨閥の中には、主要な政財官界の人物が含まれており、これらの人々は閨閥により全て天皇家につながっています。
また、この閨閥は、アメリカの駐日大使エドウィン・ライシャワーと戦前の支配階級の松方家の松方ハルの婚姻を通して、アメリカ・カナダ・EUの支配財閥の閨閥(ロスチャイルド・ロックフェラー・JPモルガン連合体)につながっています。
戦後の日本は、アメリカの支配財閥の閨閥が、日本の天皇家を中心とした支配階級の閨閥を子分として操る形で、アメリカのロックフェラー財閥により支配されています。
このため、日本のマスコミは、完全にアメリカのロックフェラー財閥の支配下に置かれていると考えられます。
日本の支配層とマスコミは、ロックフェラーの政策を実現するための道具と化しています。
現在の日本の医療はアメリカ医学であり、アメリカの医学界の支配者はロックフェラーであることは良く知られていることです。
これが日本の医療に真実が広まらないからくりです。
要は、ロックフェラーとその手下の支配階級の連中が、金もうけのために騙している構図です。