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ウイルス干渉は、一度に多種類のウイルスに感染しない自然の防御メカニズム

2020年11月15日 19時14分43秒 | ワクチン薬害・副作用: 自閉症・発達障害の原因

図1 全世界でのインフルエンザウイルスの分離・検出報告数の推移
(出典:WHO、Global Influenza Surveillance and Response System[GISRS])

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ウイルス干渉は、一度に多種類のウイルスに感染しない自然の防御メカニズム

 

ウイルス干渉により今年はインフルエンザは流行しない 北里大学大村智記念研究所特任教授の中山哲夫氏

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202011/567678.html

インタビュー◎北里大学大村智記念研究所特任教授の中山哲夫氏に聞く

「ウイルス干渉」はコロナとインフルエンザでも起こる

日経メディカル2020/11/02

 

要約

ウイルス学に詳しい北里大学大村智記念研究所特任教授の中山哲夫氏にウイルス干渉について話を聞いた

 

(1)基本的には、どのウイルスの組み合わせでもウイルス干渉は起こると考えられています。

COVID-19とインフルエンザも例外ではありません。COVID-19患者3834人を対象としたメタアナリシスによると、他のウイルス感染症に重感染した患者はわずか3%のみであることが報告されています

(L Lansbury,et al. J Infect.2020;81:266-75. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7255350/)。

 

(2)WHOが公表しているインフルエンザウイルスの検出報告数を北半球と南半球に分けて見ると、北半球では12月頃まではある程度ウイルスが検出されていますが、COVID-19が流行し始めた23月以降はバタッと減っています(図1)。

南半球でも、79月はほとんど検出されていません。衛生観念の向上に加え、インフルエンザウイルスとSARS-CoV-2の間でウイルス干渉が起きていることが十分に考えられます。

 

(3)中山 私個人の意見としては、今年はインフルエンザがほとんど流行しないのではないかと考えています。理由として挙げられるのは(1)ウイルス干渉、(2)衛生観念の向上、(3)インフルエンザ流行国からの渡航制限──の3つです。特に、通年でインフルエンザが流行している亜熱帯地域からの渡航が制限されているため、まず大きな流行にはならないだろうと予想します。

 

ブログ著者 参考データ

インフルエンザ発生数の今年度と昨年同期の比較

2020年45週の時点で、今年度は昨年同期の212分の1です。

2020年46週の時点で、今年度は昨年同期の396分の1です。

どうやら、新型コロナとインフルエンザのウイルス干渉は起きているようです。

 

厚生労働省 インフルエンザに関する報道発表資料 2020/2021シーズン

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou_00008.html

  2020/2021 昨年同期(総数) 昨年/今年
2020年36週(8月31日~9月6日) 3 3,813 1271
2020年37週(9月7日~9月13日) 4 5738 1435
2020年38週(9月14日~9月20日) 4 5716 1429
2020年39週(9月21日~9月27日) 7 4543 649
2020年40週(9月28日~10月4日) 7 4889 698
2020年41週(10月5日~10月11日) 17 4421 260
2020年42週(10月12日~10月18日) 20 3550 178
2020年43週(10月19日~10月25日) 30 3953 132
2020年44週(10月26日~11月1日) 32 4682 146
2020年45週(11月2日~11月8日) 24 5084 212
2020年46週(11月9日~11月15日) 23 9107 396

 

ブログ著者コメント

 

この記事は、インフルエンザと新型コロナウイルスの間のウイルス干渉に関して述べられています。

しかし、『基本的には、どのウイルスの組み合わせでもウイルス干渉は起こると考えられています。』と、ウイルス学に詳しい北里大学大村智記念研究所特任教授の中山哲夫氏が述べられているように、他のウイルス、例えば、麻疹、風疹、おたふく風邪、のような、ウイルスにも当てはまります。

 

つまり、麻疹にかかっているときには、ウイルス干渉により、おたふく風邪、風疹にはかからない。

風疹にかかっているときには、ウイルス干渉により、麻疹やおたふく風邪にはかからないのです。

 

ところが、ワクチンはどうでしょうか。

3種混合MMRワクチンが欧米では使用され、日本でも一時期使用されていました。

 

このワクチンは、生ワクチンであり、麻疹、風疹、おたふく風邪の3種の生きているウイルスが、一度に人体内に注射で強制注入されます。

日本でやっている2種混合ワクチンでも同じことです。

 

1種のウイルスを注射で人体内に強制注入することですら、自然界では、つまり人が自然に普通に暮らす場合にはあり得ない事です。

自然の生活では、皮膚、気道、粘液、粘膜、各種の結合組織や細胞組織などの天然の障壁が防御して、外部から血液中に直接ウイルスが入ることはありません。

 

ましてや、2種類や3種類もの生きたウイルスを人体内に強制注入することは、自然界では起こらない異常な狂気の事態です。

このような異常なことをやると、

・過剰抗原になり免疫系が臨界点を越えて自己免疫を起こす、

・体内で3種のウイルスが異常な反応や相互作用を起こすこともあり得る、

・血流に乗って脳内に入って血液脳関門を通過してミクログリアを過剰刺激して脳炎を起こし自閉症などの脳障害を起こす

というような危機的な状態になりやすくなると思われます。

 

ウイルス干渉は、一度に多種類のウイルスに感染しない、自然の防御メカニズムなのです。

これを無視すれば、大きな代償を払うことになります。

 

 

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https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202011/567678.html

インタビュー◎北里大学大村智記念研究所特任教授の中山哲夫氏に聞く

「ウイルス干渉」はコロナとインフルエンザでも起こる

日経メディカル2020/11/02

 

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とインフルエンザは同時流行しないのではないか──。秋が過ぎ、COVID-19とインフルエンザの同時流行に対する懸念が高まる中、「ウイルス干渉」によって同時に流行することはないという考え方がある。1つのウイルスに感染すると、他のウイルスには感染しづらくなる現象だ。ウイルス学に詳しい北里大学大村智記念研究所特任教授の中山哲夫氏にウイルス干渉について話を聞いた(文中敬称略)。

 

なかやまてつお氏◎1976年慶應義塾大学医学部卒。東京都済生会中央病院小児科、北里研究所ウイルス部、北里生命科学研究所所長などを経て、2014年より現職。

 

──ウイルス干渉とはどのような現象なのでしょうか。

中山 ウイルス干渉は細胞レベル、個体レベル、集団レベルの3段階で考える必要があります。

細胞レベルでの干渉は、あるウイルスが1個の細胞に感染すると、他のウイルスには感染しにくくなるという現象です。具体的な反応の1つが、細胞にウイルスが感染すると、防御反応としてインターフェロンを産生するというものです。インターフェロンは他の細胞が抗ウイルス状態になるように誘導する作用があるため、他のウイルスには感染しにくくなるのです。

また、細胞レベルでウイルス干渉が起きると、個体としても他のウイルス感染症に感染しづらくなります。このように、ウイルスは宿主を奪い合うのです。

 さらに、ヒト-ヒト感染により1つのウイルス感染症が流行すると、多くの人で抗ウイルス作用が誘導され、防御反応が高まるため、他の感染症の流行は小さくなります。これが集団レベルでの干渉です。

例えば、RSウイルスは夏から秋にかけて流行し、インフルエンザの流行期には流行が収束しますが、これは集団レベルでのウイルス同士の干渉作用によるものであることが知られています。

──インフルエンザウイルスと新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)においても、干渉作用は起きていると考えられるでしょうか。

中山 基本的には、どのウイルスの組み合わせでもウイルス干渉は起こると考えられています。COVID-19とインフルエンザも例外ではありません。COVID-19患者3834人を対象としたメタアナリシスによると、他のウイルス感染症に重感染した患者はわずか3%のみであることが報告されています(L Lansbury,et al. J Infect.2020;81:266-75.)。

 また、WHOが公表しているインフルエンザウイルスの検出報告数を北半球と南半球に分けて見ると、北半球では1~2月頃まではある程度ウイルスが検出されていますが、COVID-19が流行し始めた23月以降はバタッと減っています(図1)。

南半球でも、79月はほとんど検出されていません。衛生観念の向上に加え、インフルエンザウイルスとSARS-CoV-2の間でウイルス干渉が起きていることが十分に考えられます。

 

図1 全世界でのインフルエンザウイルスの分離・検出報告数の推移 (冒頭の図)
(出典:WHO、Global Influenza Surveillance and Response System[GISRS])

 

──では、今冬はわが国においてインフルエンザが流行しない可能性もあるのですね。

中山 私個人の意見としては、今年はインフルエンザがほとんど流行しないのではないかと考えています。理由として挙げられるのは(1)ウイルス干渉、(2)衛生観念の向上、(3)インフルエンザ流行国からの渡航制限──3つです。特に、通年でインフルエンザが流行している亜熱帯地域からの渡航が制限されているため、まず大きな流行にはならないだろうと予想します。

 

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