がちゃ三毛庵~猫よ、花よ~

東京の一角。ご近所から次々合流してきたネコたちと暮らす・・・いけばな徒然日記

むっちゃん と みたらしちゃん

2008-07-03 | Weblog
どんより



ニンゲンの住環境での暮らしを、チョットだけでも気に入っていただけているような様子のみたらしちゃん。
そろそろ「空間」には馴染んでこられたご様子です。

探究心といいますか、冒険心といいますか、、、あまり持ち合わせてはいらっしゃらないようで、
あちらこちらをグルグルと歩き回り、家中すべてを網羅しなければならない!という意気込みは感じられません。
その辺りは、女の子ニャンたちが最初に家に足を踏み入れた時とは、調子が違います。

それでも、チョットは廊下に出てみた、みたらしちゃん。
構えているのは「むっちゃん」です。



自分からはドンドン、みたらしちゃん偵察に行くむっちゃんですが、
いざ、向こうから歩いてくると「怖い」モードが炸裂しています。
低い唸り声と、シャーという威嚇。でも、興味津々には勝てないようで、逃げるつもりはないようです(ごまちゃんは、とっくに、脱兎の如く洋服ダンスに潜んでしまいました)。

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明け方の3時。アクシデントは起こりました。
ニンゲンの寝室、本棚の上から偵察していたむっちゃんに向かって、
みたらしちゃんも本棚の上に飛び乗ったのです。

二次元で暮らす「ごまちゃん」しか知らないむっちゃんにとって、
同じ高さに登って来るニャンとの遭遇は生まれて初めて。

むっちゃんは、ギャーにも近い大声を発して本棚から台所へ一目散。
声にビックリしたか、みたらしちゃんは洋服ダンスと壁の隙間に入り込んでしまったのです。
後は壁。前は本棚でふさがれています
寝惚けながらも、一部始終を見ていたことが功を奏しました。

みたらしちゃんは、一言も声を発しませんので、気が付かなければ、そのまま「行方不明のみたらしちゃん」ということになってしまいます。

ちょっとやそっとでは動くような本棚ではありませんが、ネコの通路を確保するため、仕方がありません。
朝の3時から、本棚を動かす作業が始まりました。
腰を落として、足を踏ん張り、本棚を少しずつ動かします。

やっと、通路が確保された途端、みたらしちゃんはピョーンと飛び出てきました。

とりあえず、騒ぎが収まったところで、
もちろん、洋服ダンスの上のスキマは塞ぎました。
本棚も元に戻しました。

床のスキマはイタチが見つけ、棚のスキマはネコが見つける・・・。
何気なく暮しているはずの家の中。案外、獣道(ケモノミチ)は多い、ということがわかりました。

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