リリーちゃんのホームスティ(1)～ネコ、イヌに合う～

がちゃ三毛庵、一大珍事勃発である。
と言っても、根拠のない確信を振りかざし、
珍事を勃発させたのは、他でもない、誰でもない、このワタシ。

いつもと同じ、夕方。
庵主はバックを抱えて帰ってきた。
お出迎え3匹衆。


中から飛び出してきたのは、
人生初接触・・・イヌという生き物である。
小さなワン。女の子。その名もリリーちゃん。9ヶ月。
友人が出張になってしまい、盆の間、ウチに居てもイイよ、というわけで、
ホームスティすることになってしまったわけである（何とも安易）。

確認に向かった人見知りしない先陣ポテチは、
≪知らない生き物＝怖い生き物≫
と認識したらしい。
リリーちゃんも“取るに足りないヤツ”と認識してしまったらしい。

草を召し上がっていた、みたらしチャン。





図々しくニオイを嗅ぎに来たリリィちゃんのアタマをコツッと殴った。
⇒リリィちゃんの中で、みたらしは“怖いオッサン”という位置づけになった。


怖いもの見たさのミンミンがやってきた。
リリーちゃんのニオイを嗅いで、一発、シャ～！！！
⇒リリィちゃんの中で、ミンミンは“面倒くさいオバチャン”という位置づけになった。


家の中を大いに探検したリリーちゃんは、
恐らく、生まれて初めて食べるであろう、自生の葉っぱを召し上がり、
1日目が終了。


明日はニンゲンが仕事に出なければならないため、
お隣の家で、トイプードル君とお留守番をしていていただくことになっている。
乗れないはずだった電車に乗せられ、特に問題なく電車を乗り切り、
見たこともない家に連れて行かれたかと思いきや、
生まれて初めてネコに合い、

9ヶ月の女の子にしては、かなり刺激的な1日だったに違いない。
本当にお疲れ様でした。
見知らぬオバちゃんではありますが、一緒に寝ましょうね・・・。


～本日のおまけ～
軽快な作品


重量感あふれる作品


本日もご訪問ありがとうございました。