今朝は5時前の早起きで、帰省していた息子を駅まで送りました。
昨日娘夫婦との食事に出る間際「財布が無い」と言い出して、色々問い合わせをして「小倉駅に届いてた」との事。
驚いたのは探す先の連絡と手際の良さで、利用した航空会社の便名座席番号、JRや私鉄の発着時刻をちゃんと覚えていた。
駅まで送る15分くらいの間に確認を済ませ、着いた時には「郵送で家まで・・」で手配して問題解決。
「赤点は無いよ(高専は60点)」「皆どうして赤になるか解らない」と言っていた昔を思い出し、馬鹿ではないのだと改めて実感。
3年生編入で国立大へ入る時も「面接行ってくる」で出て、「推薦で入れたから行く」の感じで家を出て入試経験も無し。
今思えば5歳までに・・の、稽古に行く車の中での足し算遊びや、掛け算暗唱は幼稚園で終わっていました。
今でも「お父さんの掛け算は良かったね」で私時代には習わなかった、「微積分なんて難しくないよ」と言われると自身がっかりです。
そんな訳で、「ゴメンねーお年玉あげられないんだよ、後で送るね」と姪に詫びていました。
2023(令和5)年になりました。
毎年ですが年頭は前年の分が頭に残っていて勘違いします。
さて昨日、今年は帰らないと思うと言っていた息子が帰って来ました。
地元の小・中学校から高専・大学への全て国公立は、お金のかからない子でした。
「塾は?」と問えば「塾でまで勉強したくない」ときっぱり言い放ち、大学も勝手に決めて出て行きました。
職はプラントエンジニアで、工場建設を自ら設計管理、下請け業者に指示する現場監督の様な立場でしょう。
不満は待遇らしく、「今の仕事なら1千万円は欲しい(年収)」らしい。
30代半ばで800万円の現状は田舎共稼ぎ家庭の年収ほどですが、都会住者の感覚違いでしょうか。
年の始めからこんな事書いても好評とも思えないので終わり。
学力だけではない、人間力(生活力)の有る子をどう育てるか?
地頭の良さと5歳までの育て方でほぼ決まると考えていて、その後塾に通わせても良い結果は出ない、お金の無駄遣い。
幼い頃に好奇心を持つ頭(癖)を付ければ、苦学ではない楽学への導きになります。
親が横並びの考え方なら、子も並に育つ。