グライダーの日記

グライダー関連の活動日記
工学院大学航空部の近況報告

上空の四季(春の空気)

2007-03-09 16:30:47 | GLIDER
ここ数日、グライダーにとってもよい天気が続いています。

また、昔読んだ本の一節を思い出しました。第二弾です。

あるパイロットの本から、

「空中の四季は、気象学的には難しい理論があるかもしれないが、空を飛ぶパイロットの体に感じる上空の四季は、温度の変化はもちろんであるが、その他に機体を通じて伝わってくる空気のあたりがあるのである。

・・・

春の上空の空気は、地上の感じとたいした変わりがなく、一年中で一番おとなしくて、なんとなく濁ってよどんでいるといった感じで、操縦桿にあたる手応えがやんわりと女性的で長時間に渡る水平直線飛行を続けていると、居眠りが出そうになってしまう。」

空気のあたりの違いを感じていますか?

これは、3000m以上の高空のあたりを表現しているものと思われます。

3月になり、日が徐々に長く、高くなりつつあります。
それに伴って、地上の空気の暖まり具合が強くなり、熱上昇風(サーマル)が強く活発になります。
昇降計の示度が+5以上を示すのは、この時期が多いです。毎秒5mで上昇するということは、1分(60秒)で300m上昇することになります。

明日3/10にフライト予定です。







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