自分が年長の時のことをふと思い出す。
今と違い、2年通う。
3クラスで1クラス30人以上。
集団が嫌いな私はその中が苦しく、
しかも年少の時に風邪や気管支炎、風邪から肺炎、マイコプラズマ肺炎にかかり、
肺炎になると必ず入院していて
休んでいる方が多かった気がする。
年長では年少の時に仲が良かった子と離され、
保育園からの合流者もいて
“よそ者”だなあとこども心に思った。
担任の先生が年少の時の優しい先生とは変わり、
きつい性格の妊娠中の先生で
怖いイメージがあった。
年長を境に本格的に登園拒否になったから覚えていないが、
わずかに覚えているのは
お遊戯って面倒くさいなあ。
おままごとでいつも妹か赤ちゃんにされるから
たまにはお母さんやお姉ちゃんがいいまと言ったら
リーダー格の子に断られ、大泣き歯たこと。
入学前に小学校を見学する時に
仲のいい子のクラスで回らせてもらったら
その担任から
「小学校は行くよね?行くよね?」
と言われたこと。
今ほど学校外に選択肢はない、30年前。
学校に行くことは当たり前のことだからか先生は必死な様子で聞いてきた。
私はどんな返答をしたか覚えていない。
ただ、結果として1年生のGWを境に卒業するまで長い放課後登校を過ごすのだった。