心の音

日々感じたこと、思ったことなど、心の中で音を奏でたことや、心に残っている言葉等を書いてみたいと思います。

ホークスに一喜一憂この一年(川崎選手と家族との関わりを中心に)その12

2004-12-29 22:50:09 | Weblog
 10月11日、シーホークでこの上もなく爽やかな朝を迎えました。今年中にこのような日がくるとは、夢にも思いませんでした。気をきかせて妻が西日本スポーツを買ってきました。「いくぞ逆転V」「ダイの得意技、昨年日本シリーズの再現だ」と大きな見出しが踊っています。2面には郷土の誇り、川崎選手の大きな写真があります。2試合続けて無安打で9番降格で「悔しさぶつけた」とのこと。「シーズン4発男の奮起1号」という見出しも出ています。そうです。川崎選手のヒットや盗塁はよく見る機会はありますが、ホームランを見れるのは本当にラッキーだったのです。昨日はタイムリーヒットにホームラン、そしてヒーローインタビューと川崎選手ファンにとっては、本当に最高のゲームでした。私たち家族は、今まで色々とありましたが、本当にいい日に試合を見れたと思います。
 さて昨日の試合のことを話題にしながら、鹿児島へ帰りました。今日はいよいよプレーオフの最終戦です。私たちは昨日の応援グッズを手にしながら、テレビの前で必死に応援しました。小2の息子は今日も気合が入っています。松坂投手から城島選手がホームランを放ち先制するも、好投していた新垣投手が打たれ逆転、手に汗握るシーソーゲームです。しかし井口選手にホームランが出て一点差。さらに柴原選手のタイムリーで同点、さらにサヨナラのチャンスがありましたが、延長戦に突入し、まさかの敗戦でした。松中選手がいつまでもベンチにいて、城島選手が肩をたたいて、声をかけたシーンが今でも心に残っています。
 王監督も選手も、関係者もそしてファンも本当に悔しい思いをしました。私たちも昨日の天国から、また地獄へ落ちたような感じでした。シーズン1位のチームに1勝のアドバンテージがあってしかるべきだと思いました。せめてシーズン1位の選手たちが、お互いの活躍をねぎらい喜び合うような機会もあればいいなと思いました。王監督をはじめ、選手達は制度に文句を言うこともなく、本当に立派だったと思います。選手達には、この悔しさをバネに、来シーズンに向けて頑張ってほしいと思います。私達ファンも、来年こそはどんな制度でも、文句なく優勝できるように、選手たちの応援をより一層頑張るべきだと思いました。(続く)