心の音

日々感じたこと、思ったことなど、心の中で音を奏でたことや、心に残っている言葉等を書いてみたいと思います。

日本シリーズ後の、福岡ソフトバンクホークスファンの心境

2005-10-29 18:01:19 | Weblog
 ロッテが日本シリーズ4連勝で阪神を圧倒し、今年の野球界は、まさにロッテの年となりました。31年ぶりということで、選手、関係者、ファンの喜びは非常に大きいですね。お菓子のロッテ本社でも、社員によるビールかけが行われていたのにはびっくりしましたが、それはそれで、とてもいい光景だったと思います。
 しかし、それにしても、とホークスファンならだれしも思ってしまいます。世間が今こぞってとりあげるあの強いロッテに、1年間の長丁場で4.5ゲーム差をつけて1位だったチームがあるということです。
 昨年に続き、1位になってもさほど脚光をあびたり、その努力が報われたりすることもなく、ビールかけの喜びを味わえることもなく、ファンと喜びを分かち合うこともありません。わずか5試合の、しかも逆アドバンテージ(1位チームは待たされた分、野球勘が鈍る)の試合で、まるで地獄に落とされたような、何とも言えない悔しい、むなしい気分にされてしまう現行のシステムをパ・リーグの野球界の人々はどう思っているのでしょうか?盛り上がって、収入も増えるから「いいんじゃないの」ぐらいに思っていたら、本当にやりきれません。同じような思いを阪神ファンの人もしているかもしれません。
 メジャー・リーグのようなシステムだったら、あまり不満もないのでしょうが、今のようなシステムでは、選手もファンも納得がいかないと思います。ひいてはファン離れにつながったり、メジャー流出を加速させることにつながったりするのではないかと思います。ベストという方法はなかなかないのかもしれませんが、NPB、オーナー、選手会ともに意見を出し合い、より納得の行く方向に是非変えていくべきだと切に思う今日この頃です。