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独占インタビュー!!広島県選抜:横山喬之監督

2009-06-27 | Futsal
■独占インタビュー!!広島県選抜:横山喬之監督

先日の全国選抜中国地域大会を初采配で優勝に導いた広島県選抜:横山喬之監督に優勝までの苦労や優勝まで秘話を聞いちゃいました。

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FutsalHamada
 まず今年、監督になった経緯を教えてください。

横山監督
 昨年まで監督をされていた川野さんが広島選抜の代表になられた事で、
 自分に打診がありました。

FutsalHamada
 監督を受けるにあたって心配したことなどありましたか?

横山監督
 今まで選手として広島県選抜でやっていましたし、昨年はコーチで携わっていましたから、特にはなかったです。
 スタッフも自分で選んだのですが、普段のチーム(FRAGILE HIROSHIMA)で監督を務めてる
 中学からの同級生の森脇にコーチをお願いしましたから、安心感はありました。 

FutsalHamada
 優勝を狙うにあたって目指したチーム像ってありましたか?

横山監督
 雰囲気の良いチームを作りたかったですね。
 異なるチームの選手が一緒に戦うわけですから、雰囲気作りは意識しましたね。

FutsalHamada
 それが、今まで以上に一体感のあるチームに感じられた要因なんでしょうね。

横山監督
 それから、もう一つ広島県のフットサルのために考えていたのは、
 中国地域のトップレベルの広島FDOの選手と一緒に活動を行なうことで、
 参加した他の選手のレベルの底上げですね。

 選抜で受けた刺激や意識の変化を各チームに還元して、
 総体的な広島県のレベルを上げたいと思っていました。

FutsalHamada
 と言うことは、選手選考では各チームのバランスを考えて選考したのですか?

横山監督
 それはなかったですね。
 チームから選手の推薦があったわけでもないですし、
 自分と森脇(コーチ)で決めました。

 やはり、DFが出来る選手。
 基本技術がしっかりある選手というところを見て選考しました。

FutsalHamada
 チーム編成を見ると、主に2チーム(FDOとFRAGILE)から選手が選ばれていましたね。 

横山監督
 選びたかった選手が県リーグと重なって選抜に参加しなかったこともあるのですが、
 結果的にDFが出来て、基本がしっかりしている選手を選んだ結果が、
 3チーム(FDO・FRAGILE・ファミコンジャンプ)からの選出になりました。

FutsalHamada
 チームをまとめるにあたって苦労した事などはありますか?

横山監督
 そのあたりは特になかったですね。

 広島県選抜としてチームとなるという意識が統一できていましたから、
 苦労はなかったです。
 三宅やトミが中心となってチームを引っ張ってくれましたからとても助かりました(笑)

FutsalHamada
 選抜という普段のチームとは違った環境でのチーム作りなどは、
 どなたからのアドバイスはあったのですか?

横山監督
 アドバイス的はことはなかったですが、スタッフに中学からの同級生の森脇がいてくれたことで、
 色々な相談も出来ましたし、意見交換も出来ました。
 それに選手達にもいろいろと助けてもらいましたから、ホント、チーム作りに関しては助かりましたね。

FutsalHamada
 中国地域大会に挑むにあたってのプランはありましたか?

横山監督
 具体的な対戦相手に対してのプランはなかったですが、
 大会を通して選手全員で全力で戦うということを考えていましたね。

 登録選手の15人で戦おうと思っていましたから、
 試合毎の登録選手や選手起用も大会を通して全員にチャンスを与えました。

 ただ、選手によって出場時間の多少の差はありましたが。

FutsalHamada
 中国地域大会当日は、選手同様に大変だったと思いますが、いかがだったですか?

横山監督
 代表者会議やスタメンの決定などありますが、スタッフにそれぞれの役割を
 ハッキリさせてましたから自分一人に負担がかかるということはなかったです。

FutsalHamada
 そういうとこも優勝できた要因だったのでしょうね。

 さて、試合の方はいかがだったでしょうか?
 1試合目の鳥取県選抜戦は得点差がついた試合になりましたね。

横山監督
 大会第1試合でしたから相手のスカウティングができなかったので、
 特に試合前は鳥取県選抜戦に対しての具体的な戦略はなかったです。
 自分達の練習でやったことをするって感じでした。

 実際に試合が開始すると鳥取県選抜は奥山の選手が多く、戦い方も同様でしたから、
 すぐに戦略を変えてハイプレスをするようにしましたね。
 それが得点差がついた結果だったと思います。

FutsalHamada
 ハイプレスをすぐに取り入れたのは、横山監督の瞬時の判断だったのですか?

横山監督
 私もそうですが、FDOの選手が昨年の全日本選手権で対戦してましたから、
 選手からもそういう提案がありました。

 試合開始の早い段階で対応できたのが良かったですね。

FutsalHamada
 2試合目の岡山県選抜戦は引分けという結果でしたが、チームに気負いなどありましたか?

横山監督
 まず、負けなければ決勝に行けるという計算でした。
 昨年の選抜大会で岡山県選抜には負けていますから、勝ちたいという気持ちは強かったですね。

 気負いというより、それが良いモチベーションになりました。

FutsalHamada
 昨年の岡山県選抜と比べていかがだったですか?

横山監督
 昨年は岡山県のチームの融合チームって印象でしたが、
 今年はCRF中心だったので、対CRFの対策で試合を行なえました。

 試合の戦略プランを立てるのは容易でしたが、試合の方は苦戦しました(苦笑)

FutsalHamada
 残り数秒での同点劇でしたね。

横山監督
 決めれるところで決めれてなかったのが大きかったですね。
 決定機は多くあったと思いますが、その辺りが試合を有利に進められなかった要因です。

 でも、負けるという感覚は不思議と試合中にはありませんでしたね。
 選手を信じてましたからね(笑)

FutsalHamada
 1勝1分で予選1位通過でしたね。
 決勝の対戦相手の島根県選抜に対しての戦略はありましたか?

横山監督
 戦うにあたっての戦略はありました。
 でも、自分達の目標は一つ上にありましたから、相手がどこであろうと自分達の
 フットサルをすることに集中しました。

FutsalHamada
 決勝の前半はリードを許し、苦しい戦いでしたね。

横山監督
 各県のレベルも上がっていますので、なかなか思うようには行きませんね。
 しかし、前半終了数秒前に同点にできたことは大きかったですね。

FutsalHamada
 後半は勝ち越してから一度は同点に追いつかれましたが、
 チームの雰囲気は良かったですね。

横山監督
 そうですね。
 FDOの選手は大きな舞台を何度も経験してますし、
 FRAGILEの選手も中国リーグで厳しい試合をしていましたから、
 落ち着きがあり、それが良い雰囲気を作れました。
 
 私が選手起用に迷ってた時は、コーチの森脇にも助けてもらいました。
 
 ホント、チーム全員で頑張った結果が最高の結果になりました。

FutsalHamada
 さて、次は全国の舞台ですが目標を教えてください。

横山監督
 中国地域の代表として良い成績を納めたいですし、
 各自のこれからのフットサルライフの自信に繫げてほしいですね。

 リーグも開幕しますので思うような練習は出来ない可能性もありますが、
 チームワークで頑張って来ます!

FutsalHamada
 本日はありがとうございました。
 全国での活躍を祈ってます!

横山監督
 ありがとうございます。
 頑張ります!




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