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ふたばの農業通信

福島県 相双農林事務所 双葉農業普及所より 双葉地方の農業情報を発信します。

フレッシュ農業ガイド講座を開催しました

2009-11-09 | ニュース

11月2日に双葉翔陽高校生を対象にジャムの加工およびキウイフルーツの選果についての研修を行いました。

ジャムの加工研修は、大熊町の果樹農家「フルーツガーデン関本」を訪問し、関本圀子さんを講師に研修を行いました。
実際に加工所で日本梨のジャムの作り方について実習し、できあがった日本梨ジャムのほかに、洋なし、キウイフルーツのジャムも試食させていただきました。関本さんの加工・直売活動についてのお話に、生徒達は熱心に聞き入っていました。

続いて、JAふたば大熊支店倉庫で、キウイフルーツの選果を見学しました。講師のJAふたば果樹生産大熊町キウイフルーツ部会の渡邉忠一部会長から、キウイフルーツの栽培概況や選果、追熟の方法についての講話をいただきました。

双葉翔陽高校では、今年から地元特産の梨やキウイフルーツを使った加工品開発に取り組んでいます。加工品開発や今回のフレッシュ農業ガイド講座を通して、生徒達が農業に対する理解を深め、就農について関心をもってくれることを期待しています。


農産物品評会・ふるさとまつりが行われます

2009-11-06 | ニュース

 管内の各町村で農産物品評会やお祭りが行われています。
 6日は大熊町・双葉町で農産物の審査会です。力作揃いですので、審査も大変です。 

大熊町審査の様子です

各賞に選ばれた農産物の舟盛りです。美しい!

 この農産物品評会・販売会も含め、各町でイベントが行われます。是非おいでください。

1.大熊町ふるさとまつり
  ヒーローショーや芸能発表会、縁日、フリーマーケットなどが行われます。
日時:11月7日(土)・8日(日)9:30~16:00
会場:大熊町スポーツセンター

2.双葉町農産物品評会
日時:11月7日(土)・8日(日)9:00~
会場:双葉町体育館

3.ならは町民まつり
日時:11月7日(土)・8日(日)
会場:楢葉町民体育館


富岡二小「田んぼの学校」脱穀、籾すり体験

2009-11-05 | ニュース


 「田んぼの学校」で富岡二小の3年生が刈りとりした稲の天日干しが終わり、10月30日に稲の脱穀、籾すりに挑戦しました。

まずは、ハーベスタでの脱穀体験です。
干していた稲の束を運ぶ係、ハーベスタに通す係、脱穀後のわらを運ぶ係、ハーベスタの操作係に分かれ、順番に並んで作業を行いました。
次々とハーベスタに稲穂が吸い込まれ、籾が外れていく様子を見て、子供たちは怪我をしないように注意しながら一生懸命作業していました。

続いて、ライスセンターの見学です。
田んぼの学校長 猪狩弘道さんから、コンバインや施設の中の機械の説明を受け、特に、米袋を楽に積み上げるための機械には驚きの歓声があがっていました。

子供たちは、乾燥機のホワイトボードに「第二小学校三年生」と記入して、先ほど脱穀したばかりの籾が入った重たい袋を一生懸命運び、乾燥機に投入しました。
その後、前もって地元の応援団が脱穀、乾燥してくれていた実習田の籾で、籾すりを体験しました。籾すり機を通って玄米になり、選別、計量されたものを、子供たちがペダルを踏んで30kgずつ袋詰めにしていきました。

この日に籾すりした分でだけで30kgの米袋が7つできました。後日、籾すりをする分もあわせると、約5俵のもち米となる見込みです。
このもち米は11月に同校で開かれる収穫祭で味わう予定です。


'09ふたば地方農業元気LIVE(第2弾)が開催されました

2009-10-28 | ニュース

 10月24日に富岡町文化交流センターで、ボランティアグループ「創芸舎マッコイ」主催による消費者と農業者との絆づくりコンサートが開催されました。

 今回は、知る人ぞ知るマッコイおじさんのライフワークとなっている農業応援歌の「ふたばトマちえ」「ふたばカボちえ音頭」披露とCD贈呈が行われました。これで前回の「ふたば舞」と合わせてJAふたば特別栽培PRソング3部作がついに完成しました。

 歌の題名「トマちえ、カボちえ」は、農業者の皆さんが「知恵」を出し合い、創意工夫、研究しながら生産している特別栽培ミニトマト、カボチャであること意味しています。特別栽培は、化学農薬・肥料を慣行の1/2以下に減らして栽培する環境保全型農業のひとつで安全安心な農産物を消費者に届けることを目的にしています。

 「ふたばトマちえ」の曲はアイドル調で、歌詞は食卓の脇役のミニトマトが実は主役になれる時があるというドラマ仕立て。「ふたばカボちえ音頭」は民謡音頭でギターの音でノリが最高です。カボチャの7人大家族のことを歌っています。
 次回のLIVEは、11月15日(日)に南相馬市道の駅「南相馬」で、相双農林事務所主催の「大地の恵み感謝祭in相双」で行われる予定です。


富岡二小「田んぼの学校」稲刈り体験

2009-10-16 | ニュース

 富岡二小の3年生69名が10月13日に稲刈りに挑戦しました。

  子供たちは、地元の農家でつくる「大原邑づくり推進協議会」所有の水田において、これまで“田植え”“草取り”“手作りのかかしの設置”等田んぼの世話をしてきました。
 いよいよ収穫の時期を迎え、台風の影響で予定より1週間遅れましたが、秋晴れの中での稲刈り体験となりました。

  まず、田んぼの学校長 猪狩弘道さんから、稲刈りの仕方、結束、はせ掛け、棒掛け等について説明を受けた後、3人ずつ組になって田んぼに入りました。
 地元の応援団の皆さんに教わりながら、子供たちは、慣れない鎌を手に一株一株丁寧に刈り取り、わらで束ねる係、はせ掛けする係と順番に交代しながら作業を行いました。
 1時間ほどしてすっかり刈り取りが終わった田んぼを見て、子供たちは満足げな表情を浮かべていました。

  収穫したもち米は11月に開かれる同校の収穫祭で、もちつきをして味わう予定です。

※「田んぼの学校」は、県の「ふくしまの農育」推進事業で、相双農林事務所管内では富岡二小が今年度の実施校に指定されています。


農薬適正使用アドバイザー認定研修・認定試験が実施されます

2009-10-15 | ニュース
 「農薬を使用する者が遵守するべき基準」に関して研修・試験が実施されます。
 合格した方は、福島県より「農薬適正使用アドバイザー」の認定を受けます。
 20歳以上の農薬を使用する方が対象です。
 興味のある方は双葉普及所または町村にお問い合わせください。
 日程・会場等は下記のとおりです。

1 日時および場所
(1)平成21年11月25日(水)10:00~15:50
   JAふたば指導経済部 研修室 富岡町下郡山字真壁300
(2)平成21年11月19日(木)10:00~15:50
   福島県農業総合センター 郡山市日和田町高倉字下中道116
2 申込期限  平成21年11月10日(火)

’09ふたば地方農業元気LIVE(第2弾)が開催されます

2009-10-14 | ニュース

消費者と農業者との絆づくり音楽コンサートのお知らせです。

6月28日に披露・贈呈された特別栽培米PRソング『ふたば舞』に続き、ボランティアの「創芸舎マッコイ」の皆さんが制作されていた特別栽培ミニトマト”と“特別栽培カボチャ”のPRソングがついに完成しました!

コンサートでは新曲披露と生産者代表様へのCD贈呈が行われます。
入場無料となっておりますので、皆様お誘い合わせの上、ぜひご来場下さい。
 
日 時:平成21年10月24日(土)
開 演:13:30~15:10(13:00開場)
場 所:富岡町文化交流センター(小ホール)
主 催:ボランティアの「創芸舎マッコイ」(二本松市茶園一丁目)
   舎主 マッコイおじさん(0243-23-3028増子様方)
協 力:農業 渡辺康男(0240-22-3575、富岡町毛萱)
入場料:無料(どなたも自由に参加できます)

第一部 上 演(13:30~14:40)
 マッコイおじさん(富岡町/二本松市)ギター弾き語り
 ジョージ大嶋さん(南会津町)ギター弾き語り
 緑川裕一さん(東京都)ピアノ弾き語り

第二部 農業応援歌の披露&CDの贈呈(14:40~15:10)
 ☆特別栽培ミニトマトPRソング『ふたばトマちえ』
 ☆特別栽培カボチャPRソング『ふたばカボちえ音頭』

※都合により、出演者や順序等に変更が生じました場合にはご容赦願います。


高橋俊正さん(浪江町、リンドウ)東北農政局長賞受賞

2009-09-24 | ニュース


 先日、福島県農業総合センターで、第36回福島県花き品評会が開催されました。
 県内各地の花き生産者が選りすぐった美しい自慢の花々が186点出品された中、浪江町の高橋俊正さんのリンドウ(スカイブルーしなの3号)が見事「東北農政局長賞」に輝きました。
 高橋さんのリンドウは花と茎葉のバランスが良く、1本1本ボリューム感のある素晴らしいリンドウで、審査員より高い評価を受けました。
 おめでとうございます!今後益々のご活躍を期待しています。


~金賞受賞者~
 農林水産大臣賞:設楽芳範さん(新鉄砲ゆり、須賀川市)
 東北農政局長賞:高橋俊正さん(リンドウ、浪江町)
 福島県知事賞:小桧山治さん(カラー、猪苗代町)


稲WCSの収穫調整が行われました

2009-09-17 | ニュース
 楢葉町において9月11日、15日、16日の3日日間にわたって、稲WCS(ホールクロップサイレージ)の収穫調整が行われました。
 今年度、楢葉町では湛水直播や移植により約2.5haのWCS用稲が作付けされ、16日ですべての収穫調整が無事終了しました。
 収穫調整はヤンマー及びクボタ農機の協力により、ヤンマー飼料コンバインベーラーとサカキタ細断型ホールクロップ収穫機を用いて行い、機種による処理方式や速度の違い、ベールの大きさなどを比較しました。
 参加した皆さんからは、今後、稲WCSの面積拡大には、専用収穫機が必要だという意見が聞かれました。
 サイレージの開封は10月下旬以降になる見込みで、牛が喜んで食べるエサに仕上がっていることを期待しています。

稲発酵粗飼料とは?

 ・稲発酵粗飼料(WCS:ホールクロップサイレージ)とは、稲の米粒が完熟する前(糊熟期~黄熟期)に、穂と茎葉を同時に刈取り、サイレージ化した粗飼料。
 ・サイレージ化は、ロール状にした穂や茎葉をフィルムで包み込み、発酵させる方法が一般的。
 ・栄養価(TDN 含量)は乾物中で約55%程度(原物中で約20%)で、粗タンパク質含量も6.7%程度と、とうもろこしサイレージやイタリアンライグラスサイレージと同程度。
 ・主に乳用牛や肉用牛の飼料として利用。


サンフレッシュならは(楢葉町)元気なふくしま農業賞受賞

2009-09-16 | ニュース
 9月10日、杉妻会館で第50回福島県農業賞表彰式が行われ、当管内からは楢葉町の「有限会社 サンフレッシュならは」さんが元気なふくしま農業賞を受賞しました(写真は佐藤晴一代表取締役社長と県知事)。

 「サンフレッシュならは」では、35種類のトマトを養液栽培しているほか、トマトの加工品の開発・販売、ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスターの資格を生かした講習会や食農教育、消費者との交流など様々なことに挑戦し、取り組まれています。
 今後の活躍も期待されます。頑張ってください!

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