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ふたばの農業通信

福島県 相双農林事務所 双葉農業普及所より 双葉地方の農業情報を発信します。

富岡二小「田んぼの学校」田植え体験

2010-05-27 | ニュース

 5月25日、富岡二小の3年生90名が田植えに挑戦しました。
 昨年に引き続き、地元の農家でつくる「大原邑づくり推進協議会」所有の水田で、子供たちは秋の稲刈りまで、いろいろな体験をしていく予定です。

 まずは、田んぼの学校長の猪狩弘道さんから、手植えの仕方や、がじ棒、アイガモ等についての説明です。とっても可愛らしいアイガモに歓声があがります。

 子供たちは、田植え長靴替わりにハイソックスを履いて、苗を片手に田んぼに入りました。前日の大雨が嘘のような五月晴れで、田んぼの中はとても暖か!
 地元の応援団の皆さんに教わりながら、子供たちは慣れない手つきで一株一株丁寧に手植えしていきました。

 次回は6月の田の草取り。おいしいもち米がたくさん実るようにがんばりましょうね!

※「田んぼの学校」は、県の「ふくしまの農育」推進事業で、
相双農林事務所管内では富岡二小が今年度の実施校に指定されています。


川内村「大智学園高校」が田植え体験

2010-05-17 | ニュース

 川内村の通信・単位制高校「大智学園」の生徒が、東京からやってきて、村内の学校田で田植えに挑戦しました。大智学園の生徒は、普段は東京校(学習センター)で勉強していますが、年に数日、林間学校として本校のある川内村をスクーリングで訪れ、田植えやそば打ち、稲刈り等を体験しています。

 都会の生徒たちということで田植えは初めての生徒も多く、最初は恐る恐る泥の中に素足を入れていましたが、泥の感触にもすぐに慣れ、目印のロープに沿って一直線に並んで、一束一束丁寧に手植えしていきました。

 生徒たちは、「風が強くて寒いけど、水の中はあったかい!」「カエルの卵を持って帰りたい!」と楽しそうに作業していました。
 学校田は、収穫期まで川内村の秋元美誉氏に管理してもらい、秋には、また生徒が稲刈り体験に来る予定です。たくさんの稲穂が実るといいですね。


川内村の中学生が味噌仕込を体験

2010-05-13 | ニュース

 5月10日、川内中学校の生徒たちが、職場体験学習として味噌の仕込を体験しました。 川内村体験交流館「いわなの郷」で行われた実習には、2年生19名が参加。川内村農村振興課と、川内村生産者の分かる味噌造り企業組合の職員を講師に、麹と大豆を混ぜて味噌を仕込むまでの工程を実際に行いました。

   麹と食塩を均一に混ぜます。塊になった麹は細かく砕きます。食塩は手早く混ぜるのがコツ。

  やわらかく煮えた大豆を麹と混ぜあわせます。

    

 仕込み前のやわらかく煮えた大豆をみんなで試食しました。川内村産の大豆は、甘みとコクがあって、とても美味です。こんな大豆から作られる味噌は、本当に美味しいのでしょうね。仕込んだ味噌は、学校給食にも使われる予定です。


戸別所得補償モデル対策の受付始まる

2010-05-12 | ニュース
 国の新しい農業施策である戸別所得補償モデル対策の受付が当管内でも5月12日から本格的に開始しました。
 加入申請の受付は、所在する各町村または地域水田農業推進協議会となっています。

各町村の加入申請受付月日は以下のとおりです。
 広野町 5月12日~5月14日(広野町役場にて)
 楢葉町 5月26日~5月29日(楢葉町役場にて)
 富岡町 5月17日~5月19日(富岡町役場にて)
 川内村      ~5月18日(川内村役場にて)
 大熊町 5月24日~5月30日(大熊町役場にて)
 双葉町 5月18日~5月20日(双葉町役場にて)
 浪江町 5月24日~5月30日(浪江町役場及びつしま活性化センターにて)
     (※24日~25日は津島地区、26日~30日は浪江地区)
 葛尾村 5月17日~5月18日(村民会館にて)

なお、詳しくは各町村窓口にご確認ください。

大原地区邑づくり推進協議会が「第15回環境保全型農業推進コンクール」優秀賞を受賞!

2010-04-02 | ニュース

  富岡町の大原地区邑づくり推進協議会が、環境に配慮した農業生産活動に意欲的に取り組む農業者・団体を表彰する「第15回環境保全型農業推進コンクール」において優秀賞である全国農業協同組合中央会長賞を受賞しました。3月9日に秋田市で表彰式が行われました。

  

 大原(だいばら)地区は、農地・水・環境保全向上対策等を活用しながら、町バイオマスタウン構想による堆肥の共同利用を行い、「アイガモ農法」導入など双葉地方の特別栽培米の拡大に中心的役割を果たしてきました。また、農商工連携によるアイガモ肉加工品開発、地区収穫祭や「田んぼの学校」等での地域振興への貢献や、集落ぐるみで環境保全型農業に積極的に取り組みを行っていることが今回の受賞で高く評価されました。
 「邑(むら)=人の集まり住む所」づくりを目指して、地区全体で検討を重ねて活動してきたことが、ひとつ実を結びました。
 今後も環境保全型農業を柱にした、大原地区邑づくり推進協議会のさらなる発展が期待されます。


アイガモの肥育


大原地区収穫祭


田んぼの学校


相双地方農薬適正使用推進研修会を開催しました

2010-02-22 | ニュース

  2月17日、JAふたば北部営農センターと相馬地方農業共済組合で、相双地方農薬適正使用推進研修会を開催しました。

 JAふたばの会場では、25名が出席し、今年度新たに農薬適正使用アドバイザーとなった方への認定証授与を行いました。

 研修会では、農業総合センター浜地域研究所の濱名主任研究員が水田雑草の特徴や、現在問題となっているクログワイなどの防除法、新たな除草剤などについて講演を行いました。また、農薬の効果的な使い方、最近起きた農薬の残留基準値超過事例や農薬飛散防止方法などについて説明が行われ、参加者は熱心に耳を傾けておりました。

 皆様も農薬を使用する際には登録内容に注意してご使用ください。


双葉地方有機・特別栽培農産物等推進懇談会を開催しました

2010-02-18 | ニュース

 2月10日にJAふたば北部営農センター大会議室で双葉地方の生産者、実需者や関係機関25名が集まり、有機・特別栽培農産物の生産から販売まで地域で連携した取り組みを推進する交流会を開催しました。
 懇談会は、話題提供として4名の生産者の方々より事例発表をしていただきました。広野町「あひる農法米と静岡県伊東市との交流」、双葉ユニット21「日本橋高島屋物産展での消費者との交流」の事例では、消費者と直接話をすることで、安全・安心な農産物である信頼を得ることができた話がありました。また、今春より有機農業での就農を目指して双葉町で研修中の新規就農者より1年間の研修成果と就農への抱負について発表がありました。各々の発表者からは、環境と共生した農業の取り組みやこだわりの農産物への自信が満ちあふれていました。

 昼食は、富岡町農産物直売所「ひまわり会」に調理を依頼して、アイガモ肉加工品、有機米、特栽ホウレンソウを使用した弁当を試食しました。「ホウレンソウの根(赤い株元)は昔なつかしい味がする。」と農産物本来の味を見直そうと話がはずみました。
 今後も環境と共生する農業を推進するため、双葉地方での連携を深めていきます。


第36回福島県花き品評会表彰式が行われました

2010-02-01 | ニュース

 1月29日、福島県農業総合センターで、第36回福島県花き品評会の表彰式が行われました。
 見事「東北農政局長賞」に輝いた浪江町の高橋俊正さんのリンドウ(スカイブルーしなの3号)について、審査委員長より「色が鮮やかで、花が大きく、ボリューム感のあるとても素晴らしいものでした」とのコメントとともに、表彰状と盾が贈られました。

 金賞を受賞した高橋さんの作品はこちらの記事でどうぞ!  


相双地方農薬適正使用推進研修会を開催します

2010-01-22 | ニュース
 「食の安全」が求められている中、農薬適正使用アドバイザーをはじめ、農薬使用者の農薬に対する知識、病害虫防除等の技術向上を図るため、研修会を開催します。
 農薬適正使用アドバイザーに限らず、興味のある方はご参加ください。

1 日時及び場所
日時:平成22年2月17日(水)13:30~16:00
場所:JAふたば北部営農センター会議室

2 研修内容及び講師
○水田除草剤の最前線(農業総合センター浜地域研究所 濱名主任研究員)
○農薬の効果的な使い方(相双農林事務所)
○街路樹等の防除における現場の盲点 ~農薬事故の事例から~(相双農林事務所)
○ドリフト低減ノズルを活用した農薬飛散防止効果(相双農林事務所)

3 申込期限
平成22年2月15日(月)

4 申込先
相双農林事務所 農業振興普及部 電話:0244-26-1151

浪江町菊花展 小山恒夫さん県知事賞受賞

2009-11-10 | ニュース

 先日、浪江町菊の会主催の第30回記念菊花展が開催されました。
 今回出品された作品は、三本仕立てを中心に、懸崖(けんがい)、盆栽、だるま作り、玉作り等、浪江町菊の会の会員45人が丹精込めて育て上げた菊が、約600点が出品されました。
 審査の結果、小山恒夫(おやまつねお)さんの大菊組み花壇(三本仕立て12鉢)が福島県知事賞に輝きました。小山さんの作品は、花の色、揃い、配列が素晴らしく、審査員より高い評価を受けました。
 浪江町菊の会から、今後益々優秀な作品が多数出品されることを期待しています。