放蕩道楽錦織

心にうつりゆくよしなしごとを そこはかとなく書きつくれば あやしうこそものぐるほしけれ

8月23日(火)

2011年08月24日 00時04分09秒 | Weblog
町を歩く時、何となく気になったりするものがあれば、足を止めて暫く眺めてみたり、別段探し物があるわけではないけれど、何かしらの発見を求めて商店をのぞいてみたりします。とは言え、全く興味がそそられない商品を扱っている店に入るわけではありませんので、結局は、書店や古書店をひやかしています。普段、私が古書店で購入するものと言えば、興味深い内容が特集記事になっていて読むページが多そうな古雑誌や、何かの資料として使えそうでなお且つ安い書籍くらいで、小説や漫画などの読物は、絶版でもない限り新品で購入します。ですが先日、購入予定だった小説、文庫本で全6巻のうちの1巻のみが、たまたま入った古書店に置いてありました。状態は、綺麗ではないが破損はないという程度だったので、購入しようかどうか迷いましたが、税込みで105円と安価だったのと、まさに購入を思いたった翌日に出会った第1巻という奇遇さから、購入に踏み切りました。そして数日後、そろそろ第2巻を買っておかないとな、と思ったときに、たまたま見かけた古書店に入ると、そこにはなんと第2巻のみが置いてありました。状態はまたもや「可」程度でしたが、今度は迷わず購入しました。こうなってくると、第3巻は、何が何でも古書店で購入したいと思っているのですが、第2巻を読破して数日が経過した今も見つかっていません。さては、罠に嵌ったのかも知れません。そもそも、最初の出会いからして、あまりにも都合が良すぎました。一体、誰の罠か?そういえば、1999年1月18日に三省堂書店で発行されたレシートと、札幌行き航空チケットの半券が、第2巻の間に挟まっていました。もしかしたら、あれがヒントだったのかも知れませんが、残念なことに半券はどこかで失くしてしまったらしく、手元にありません。こうなったらもう「世界一受けたい授業」に出演している先生にレシート・プロファイリングしてもらうしかありませんよ。

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