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放蕩道楽錦織

心にうつりゆくよしなしごとを そこはかとなく書きつくれば あやしうこそものぐるほしけれ

8月3日(水)

2011年08月04日 00時34分22秒 | 言葉は楽し
私は、学生時分は、随分と文章を書いていましたが、卒業してからというもの、文章を書くのが億劫になりがちです。ただ、毎年これくらいの時期になると、文章を書きたくて仕方がなくなります。何故かは分かりません。あと、これくらいの時期に、白髪が増えます。これは、色々と考え込むからでしょう。大したことを考えているわけではありません。そして、そんなに深く掘り下げているわけでもありません。そもそも、考えを深く掘り下げるには、あまりにも邪念が多いので。集中力が乏しいのでしょうか。多分、そういうことだと思います。

ここまで、タイプする手を止めずに、一気に書き上げてみました。
今日は書き始める前に、ブレインストーミングをやってみました。方法は、3分の間に、頭に浮かんだ事を、ひたすらタイプしてみるというものです。そうやって思考とタイプを直結させてみるという試みです。文章の内容は酷いものかも知れませんが、書く速さは普段より格段に早まりました。暫く実践してみようと思います。
ちなみに、今日のブレインストーミングで頭に浮かんだ文というか単語は、以下の通りです。

昔の話。よくできた話。作り話。出来そこないの歌。腹切り。万屋。結構いる。堂々巡り。束の間の夢。ドンナジ病。レッテル。連絡網。カブトムシ。蜂蜜事件。田楽。科学的根拠。よその人。黒い住人。赤い男。リリスの世界観。ソファーの寝ごごち。変化する罠。

何か、病的な感じもしますが・・・精神鑑定とかにかけたら、どんな結果が出るのでしょうね。

7月20日(水)

2011年07月20日 23時45分39秒 | 言葉は楽し
久しぶりにこのブログを見てみると、あまりに更新をサボり続けている事に気付きました。同ページに去年の記事が載っているほどですから、相当な酷さです。反省しつつも、仕方がないことではあります。ここに書くほどの事象もないわけですから、私の生活には。だからと言って、これまでに書いてきた内容も、かなり程度の低いものではありましたが。先ほど、反省したというようなことを書きましたが「更新していない」という事実は「書くことが無い」ということで、それは「以前よりも生活に刺激がない」というよりはむしろ「以前よりも考えを掘り下げなくなった」という方が、本質に近い気がします。何度も言いますが、そもそもが駄文であり、大して思慮に富んだ内容ではないので、ここで大切なのは「以前よりも」という部分です。このブログは、タイトルが示す通り「日記」なので、駄文であろうとも、題材に価値が無くとも、後で読み返した時に、どんな内容であれ、自分自身が楽しめるので、無理をする必要はないですが、書かないよりは書く方がイイように思います。・・・というわけで、全く無理のない範囲で、何か書いてみます。

何となくネットサーフィンしていて出てきた単語で「フルクサス」というものがありました。「フルクサス」って、古臭いって意味の「しょこたん語」みたいに聞こえますが、実際は、1960年代に起こった前衛芸術運動、またはグループの名前らしいです。ある意味「古臭い」の真逆。こういった日本人が聞くと、全然違うものを連想する外来語って、とても好きです。落語に関して、全然詳しくないですが、落語的な面白さがあるように思います。提示し過ぎず、想像して笑う感じと言いますか、何だか、そういうのが好きです。そういったものは、日常にいくらでもあるので、あとは立ち止まって拾うか、無視するかの違いですね。・・・そうか、ちょっとグーグルとウィキペディアを使っただけでも、何かしら思うことはあるし、思ったことは即ち文章にできるのですね。まあ、相変わらずの駄文ですが。

11月29日(水)

2006年11月30日 01時09分03秒 | 言葉は楽し
それにしても、文章とは面白いものだと思います。 例えば、ここにコメントを残してくれる二人の友人の文章ですが、(こきお)さんは、何だか対面して会話するときと、ほぼ変わらない口調で文を綴るのに対し、(こじ)さんは、本人の印象そのままなのに、対話では使わないような文章で楽しませてくれます。 前者は「語り的」で、後者は「手紙的」だと感じます。 どちらも暖かく、読んでいて安心感を覚えます。 退屈すら楽しかった、あのパサデナの雰囲気が、特に丘の上にあった私の部屋での時間みたいな空間が、意識することなく展開されているみたいに感じます。

ところで、また面白い記事を発見しました。
アイルランドの間抜けな泥棒、警察から転職を勧められる(ロイター) - goo ニュース
子供の頃に、こんな人を漫画か映画で見ました。 

9月12日(火)

2006年09月13日 03時07分33秒 | 言葉は楽し
「ニュースに一言」と「weblog」以外のコーナーは、随分久しぶりです。 そもそも、このブログにコーナー分けが有る事すら誰もご存知ではないかも知れませんね。 このページの右枠の中段あたりに「カテゴリ」という欄がありまして、そこには幾つかのコーナーに直接リンクされています。 個人的には「言葉は楽し」がお気に入りです。(主催者注:これを書いた当時と現在では、ページのレイアウトが違っていました)

さて、私は電車を利用することが多いのですが、一人で乗車していると、周りの人の話し声に、つい耳を傾けてしまいます。 そんな中、最近聞いて面白かった、もしくはちょっと気になった会話を1つご紹介します。

駆け込みで乗車してきた二人の男。 年のころは二十歳くらい。 仮に名前を「やすし」と「きよし」にしましょう。
やすし「うわー、この電車、超ジャクレー」
きよし「うん」
やすし「(何故か得意げに)俺って、暑いとすぐジャクレーって言うんだよ」
きよし「えっ?」
やすし「ジャクレーって、弱冷房のことなんだけどさ(得意げ)」
きよし「ああ、なるほどね(興味ありげに)」
やすし「ホント、この電車ジャクレーよ」
きよし「って言うか、クレーって、どこから来たの?」
やすし「え?」
きよし「いや、ジャクレーのクレーって、何?」
やすし「え?弱冷房の略だよ」
きよし「ああ、そうか」
徳永さん「(心の中で)ちょっと待て。 クレーだけ解らないって。それなら君は、ジャの部分だけで、どう理解したつもりだったんだ?」

8月28日(日)

2005年08月29日 02時02分36秒 | 言葉は楽し
“言葉が持つ意味”以前に、もう響きだけで好きになる、そして口に出したくなる単語があります。 そういった単語は、ベストセラー「声に出したい日本語」には ―読んでいませんけれども― 恐らく載らないであろう類の言葉です。 今すぐに思いついたのは“バックレる”です。 濁点から始まり、すぐに促音、所謂詰まる音が続きます。 それが理由かどうかは知りませんが、まるで“ぶっ壊す”みたいに力強い感じがします。 しかも“ぶっ壊す”は“壊す”に“ぶっ”を加えて強調していますが、こと“バックレる”に関しては、強調用に何も加えられていません。 逃げた後に待つ結果などは「知ったことか!」と突き放し、“逃避”に対する強い意志を包み隠さず開放する、どこまでも破れかぶれで捨て鉢な、その姿勢! “バックレる”・・・イイ響きです。 ちなみに“バックレたい”という発言には、あまり魅力を感じません。 “迷い”の残るその言葉からは「そんな権限も持たない筈なのに、自らの義務を完全に放棄することを勝手に決定する」程の強靭さが感じられないからです。 さらに「バックレた」もいけません。 過去形にすることで、何というか・・・「若い頃、俺は悪かったんだぜ」と、自分の犯した悪行を、何故か自慢げに語っている様子を連想してしまうので。 未来を恐れず、胸を張って「俺はバックレる」とか、「オイ、さっさと、バックレよーぜ」と言い放ちましょう。 そして当然のことながら、有言実行は鉄則です。 何もかも投げ出してしまえ!

7月18日(月)

2005年07月19日 00時52分08秒 | 言葉は楽し
自分が中学や高校の頃は、色々な新造語(ちなみに、新造語という単語は無い)を、特に調べるわけでもないのに、何故か耳にする機会が多かった様に思います。 当時の自分としては、それらの新造語を知らない大人に対して、何故知らないのか理解できませんでした。 さすがにダサいとかは思いませんでしたが。 しかし、こうやって社会人ともなると、新造語の情報源が極端に少なくなるものですね。 さて、gooのトップページを見ると、注目のキーワードとかいう括りがあります。 普段は特に気にしないのですが、時々覗いてみると中々面白いですね。 今日、気になった言葉は「ブサイケ」です。 みなさん、ご存知でしょうか? 詳細を見る前の私なりの予想定義は「サイケデリックな不細工」です。 もう、不細工なんだけども、それがサイケデリックという地点まで昇華されているため、ある意味アバンギャルドな魅力すら醸し出し、何だかもう目が離せない、と言った意味かと予想しました。 まあ、違ったんですけども。 正解をペーストします。 http://guide.search.goo.ne.jp/ranking/(2005年7月15日(金) 14時47分 更新分だそうです)

ブサイケ
 美女とオタクというリアリティ番組がアメリカで放送されたりして、オタクフィーバーはワールドワイドに広がりを見せつつある。美女をゲットできるのはもはやイケメンだけではない。アニメ大好きだけど、雑貨・カフェにも詳しくてオシャレな女の子とやたら趣味がリンクする文科系オタクや、ひょろっと弱そうだけど味のあるキモカワ系には、なぜだか可愛い彼女がいる。時代はブサイケ。ブサイクだって、イケてる長所があればいいのだ。トークでもセンスでも、雑学でもなんでもいい。元が良いイケメンの場合、減点法で評価が下がってゆくのに対し、ブサイクはそもそもの評価が低いため、加点法でどんどん株を上げられる。中身で勝負するチャンスが誰にでもあるというわけだ。何をウリにするかはアナタ次第。それにしても、イケメンばかりが名を連ねる某雑誌の好きな男ランキングには、世間とのズレを感じずにはいられない。


そう、つまりは「ブサ・イケ」ということみたいです。 なんかなあ。 「サイケデリックな不細工」の方がイイと思うんですが、言葉が先に在りきではないので仕方がないですね。 まあ、何にせよ「見てくれは仕方ないから、内面を磨け」という事らしいので、建設的で良いと思います。 これを勘違いして「もともとカッコイイ人は減点法だから、むしろ不利!」みたいな解釈をしだすと、おかしな事になるんでしょうね。 だって、一般的な美的センスや大衆の嗜好が、時代と共に変化することはあるでしょうが、或る時代において不細工とされる者が、同時代にモテの王道になるという現象は、未来永劫起こり得ないのですから!

7月10日(日)

2005年07月11日 03時05分36秒 | 言葉は楽し
「がっかり」の対義語は何だ? 「してやったり」か? そもそも「がっかり」には対義語なんてあるのか? 「がっかり」は品詞で分類すると、何? 

祖父伝来の愛用辞典で調べてみました
がっかり・・・(副詞)①事が思い通りに行かず、気落ちしたさま。②疲れて元気をなくしたさま。がっくり。

対義語は、書いてません。 副詞には対義語が存在し得無いのか? と言うよりも、そもそも対義語の定義って、何?

調べました。
対義語・・・同一の言語のなかで、その持つ意味が反対の関係にある語。「出席⇔欠席」のように中間の段階が考えられないもの、「大きい⇔小さい」のように中間の段階のあるもの、「親⇔子」のように両者が相互関係にあるものなどがある。反義語。反意語。反対語。対語。アントニム。

と、計らずとも、ここで一つ「がっかり」しました。 祖父伝来の国語辞典で調べたら、思ったよりも文が長くてタイピングが面倒だったので、試しにgooの国語辞典で調べたら、全く同じ文章が!! まあ、どちらも大辞林だから当たり前かもしれないし、ちょっとは予想もしていた・・・と言うよりもむしろ、そうなんじゃないかとすら思っていたが! それにしても、何とも無情な仕打ちっ! いや、完全な被害妄想なんだろうけど、とにかく「がっかり」だ! そう、私は最近、被害妄想から来るものもかなり含みつつ、数多くの「がっかり」を感じ続けています。 しかし、だ。 今、タイピングの手を休めて、煙草を吸いながら考えてみたのだけども「がっかり」の定義に「失望」或いは、そのクラスの強さの言葉までは書かれていないのですね。 うん、「失望」はヤバイ。 ヤバイにおいがする! 何かもう、見放した様な、何とも言えないというか、むしろ、何とも癒えない響きを感じる。 そこまでは行っていない。 と言うか逝ってない。 あまり変換を使って表現すると「萌え」みたいになるので、この辺で止めるけども、とにかく最近の私が感じているのは「失望」ではなく、あくまで「がっかり」なのです。 

と、ここまで書くと、当然「何に対して」とか「誰に対して」とかいう質問を抱かれる向きもあると思われるが、「もしかして、俺のあのことに対してか?」と思っているアナタ! 多分、あなたではありません。 だって、あなたには直接「がっかりだ」と言った筈なので、そこで清算終了なのですから。 ここで書いている「がっかり」は、もっと湿っぽいものです。 ええ、精神を病んでいますとも、私は!! こんな駄文を長々と書くくらいですから! どうよ、こんな我輩に「がっかり」したか?

5月11日(水)

2005年05月12日 00時23分02秒 | 言葉は楽し
されば、人、死を憎まば生を愛すべし。 存命の喜び、日々に楽しまざらんや。 とは、吉田兼好の言葉です。 夢も希望も失っていた頃は、そんな風には考えられませんでしたが、今は私の方も、そこそこ楽しくやっています。 ただし、放蕩と道楽のみに生きるという目標とは、まだまだ懸離れた生活ですので、今後数年かかるとは思いますが、更なる改善を施していきたいと思っております。