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ストップ夢洲カジノ 真山仁「バラ色の未来」

2023-05-15 13:49:19 | IRカジノ
いわゆる「カジノ」の日本における進行状況を新聞社の〝調査報道〟を筋書に小説化したのが真山仁著「バラ色の未来」(光文社文庫2019年)。
巻末の「解説」(朝日新聞編集委員:奥山俊宏)で、「豪勢な博奕場が罪のない楽しみのために開かれていると思ったら、とんでもないまちがいだ。彼らがねらってるのは(中略)週末の家計費をすっちまうような人間。」であることを紹介している。
私は、2022年春の「カジノ住民投票条例」の請求代表人(50人の内の一人)として、署名活動に取り組むも府議会でも否決され、今年の統一地方選挙でもカジノ反対候補の勝利が叶わず、「夢洲カジノ」の政府認証状況を迎える中、〝主権在民〟を筋書とするドキュメンタリー映画「ハマのドン」を鑑賞し、「バラ色の未来」も読み終えた。
上記「解説」に曰く---2018年7月6日、参院本会議で安倍首相はこのように答弁した。「日本型IRは、国際会議場や家族で楽しめるエンターテイメント施設と収益面での原動力となるカジノしせつとが一体的に運営され、これまでにないような国際的な会議ビジネス等を展開し、新たなビジネスの起爆剤となり、また、これまでにないような国際的な会議ビジネス等を展開し、新たなビジネスの起爆剤となり、また、世界に向けて日本の魅力を発信する、まさに総合的なリゾート施設であり、観光や地域振興、雇用創出といった大きな効果が見込まれるものとされ、我が国を観光先進国へと引き上げる原動力となると考えております」とあるが、既に陳腐化している。
〝ストップ夢洲カジノ〟の闘いがリスタートしている。〝主権在民〟の「ハマのドン」、〝調査報道〟の「バラ色の未来」ともに時の総理大臣を追い詰める迫力は、私に希望を与える。

【調査報道】:あるテーマ、事件に対し、警察・検察や行政官庁、企業側からの情報によるリーク、広報、プレスリリースなどからだけの情報に頼らず(これを中心情報とする報道は発表報道)、取材する側が主体性と継続性を持って様々なソースから情報を積み上げていくことによって新事実を突き止めていこうとするタイプの報道。(ウィキペディア)
#ストップ夢洲カジノ
#維新政治に騙されるな


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