コミュニティサロンふれあいらんど

先人樹を植え、後人その下に憩う

一国二制度の大阪都構想「特別区」はダメ!

2020-06-22 12:02:51 | 大阪市
一国二制度の大阪都構想「特別区」はダメ! #ストップ都構想
いま、香港と台湾での「一国二制度」を巡ってのニュースが連日報道されています。表面的には、香港では一国二制度の維持を、台湾では一国二制度に反対と相反する状況に見えますが、根本は「一国二制度」そのものが自己撞着の制度であるということです。
つまり、東京都の「特別区」は地方自治法での「 都の区」であって、大阪都構想の「特別区」は略称:大都市地域特別区設置法によるもので、看做し「特別区」という、一国二制度の「特別区」となる。その矛盾は、既に多く指摘されていますが、具体化すれば、将来のわが国の統治と自治、つまり、「この国のかたち」の混乱と疲弊は免れないこととなる。

千人塚慰霊法要と芝能

2019-06-07 12:23:59 | 大阪市
本日、6月7日10時30分から、大阪市旭区の城北公園脇淀川堤防敷にある「千人塚」法要に出向く予定をしていましたが、雨足も強く、大雨警報が発令されたので断念し、今年の春、四天王寺の古書展で購入した、小山仁示著「大阪大空襲―大阪が壊滅した日―」(1985.7.10東方出版)と向き合うことにした。
「・・・城北公園(旭区)も阿鼻叫喚の巷と化していた。淀川堤に接した広大な城北公園には、たくさんの人たちが避難していた。そこへB29の爆撃だけでなく、P51の機銃掃射が執拗にくり返された。逃げまどう群衆は格好の銃撃目標となった。赤川鉄橋から城北公園一帯には、足の踏み場もないほど死体が横たわっていたという。」(234頁)
「城北公園に接した淀川堤には、千人塚と平和地蔵がある。・・・『身元不詳の千数百の遺体をここに集め、疎開家屋の廃材を以て荼毘に付す。鬼哭啾々[きこくしゅうしゅう:鬼気迫って恐ろしい気配の漂うさま]たる黒煙天に柱し三日三晩に及ぶ』と記された千人塚は、近くに住む東浦栄二郎が設けたもので、現在は子息栄一が遺志をついで、毎年『六月大空襲犠牲者慰霊法要』を営んでいる。多くの人が参列し、心のこもった法要である。」(239頁)。
午後からはNPO法人フェリスモンテによる「千人塚慰霊芝能」も奉納される予定(雨天の場合は城北公園高架下広場にて)なのだが・・・

大阪市「市民の声」投稿

2019-05-14 16:29:45 | 大阪市
日本維新の会の丸山穂高衆議院議員が5月10日からの北方領土の国後島へのビザなし訪問時に「北方領土は戦争で取り返せ」(UHB 北海道文化放送)と発言したことに対し、戦後50年にあたり、平成7年12月27日付大阪市平和都市宣言に則り、松井一郎大阪市長としての明確なコメントをいただきたい。到達番号: O-16-20190514161120

平和都市宣言

世界の恒久平和は、人類共通の願いである。
 人類にとって初めての原子爆弾が、広島・長崎に投下されて50年がたち、東西の冷戦が終結したにもかかわらず、地域紛争や核実験の実施など平和を脅かす問題が今なお存在している。
 世界の平和は、すべての人の人権を尊重するとともに、国籍・民族・宗教・歴史・文化等の違いを認め合い、多彩な交流と友好のきずなを結ぶ中で築いていくものである。
 戦後50年にあたり、大阪市は、日本国憲法の基本理念である恒久平和と国是である非核三原則を踏まえ、核兵器の速やかな廃絶を強く訴え、国際社会の平和と発展に貢献することを誓い、ここに「平和都市」を宣言する。
 平成7年12月27日
 大阪市